「本当は、ちょっと寂しかった」−障害児のきょうだいだった私が、いま思うこと

2017/01/19 更新
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私には年子の兄と3つ下の弟がいますが、実はどちらも知的障害と自閉症を併せ持っています。現在は父と母と一緒に暮らし、福祉事業所に通う日々を過ごしています。大人になった今、当時の私はどう感じていたのかを思い出し、考えることがあります。今日はそんな私の幼少期の体験と、ワークショップに参加してくれた子どもたちと触れ合う中で感じたことをお話します。

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山田小百合
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深雪 さん
2020/12/10 09:38
2歳下の次女の方が、しっかり者のお姉ちゃん(周囲に遠慮したり絶妙な気遣いをする)
長女はどこまでものんびりお姫様気質なのよね…。
((姉は自由なので、、と近所の友だちに対してフォローするのは、まるで某姉妹のような…))

次女は普段優等生な分、たまに失敗すると、とても泣いて、乱心する。
そんな時は、長女が「次女ちゃん、大丈夫だよ」と頭なでなでしてる。
(普段から注意され慣れてるから、怒られても「ママごめん、大好きでしょ?💕」と言う長女)
↑8歳まだまだ日本語不自由。

あこやがい さん
2018/05/05 10:38
リタリコ発達ナビのような掲示板を作ってくださり、ありがたいなーと思います。私は、普通に暮らしていますが、障害のある人、大変そうだなーと思っても、関わり方が分からないのが現状です。障害のある人も、ない人も、一生懸命生きています。お母さん方も、周りの理解を得て、楽しく育児が出来て、周りも新たな発見が出来て、インクルージョン世界の先駆けになったらいいなーと思います。

zoko さん
2017/08/30 00:28
私の子どもの頃もそうでした。
姉に手が掛かっていた親は「あなたは手がかからなくて、凄く助かった」と言っていました。
誰に言われたわけでもなく、自然と何でも自分でやる。我慢する。そんな癖が身について甘えられなくなっていました。寂しい想いを押し殺していたと思います。
自分が親となった今となっては、親は本当に大変だったのだろうと想像出来ますが、当時は…。
兄弟の複雑な想いも受け止めながらの遊びの場 とても大事だと思います。
「ここでは頑張らなくていいんだ」と兄弟姉妹の子がホッと出来ることを祈っています。

がとー さん
2017/07/27 20:37
読んでいて涙が出ました…。
7歳小2の息子が知的ありのADHDがいます。4歳年中の娘はまさに「しっかりした子」で3歳くらいから既にお姉ちゃん的存在でした。
頭ではわかっているけど、多動な息子からは目を離せないのでつい娘をほっといてる自分に反省です。
娘は「もっとお兄ちゃんのように優しく言って」「ママと離れたくないから保育園行きたくない」など言って私は困っていますが、これも私が寂しい思いをさせてるからですよね。
でも、どちらか一方を手厚く見ているともう片方の子が不満がる…
私は一人しかいない。
私も毎日がしんどいです。

ちばちゃん さん
2017/07/22 01:06
この記事を読んで綺麗事なく率直な意見を伝えたいと思い投稿します。
私の兄姉は中度と重度の知的障がいを持っています。記事の内容に関して共感できる点もありましたが、私の場合、思春期に障がいに対して偏見を持つ同級生が多くとてつもなく自分の置かれた環境を憎んでいました。会話のできる兄姉がいたらどんなに楽しいか、兄姉の話を普通に友達にできたらどんなに楽しいか…。きょうだい児はみんながみんな障がいを持つ兄姉を誇りに思えるかと言ったらそうではないです。冷たい人間だと思われるかもしれないですが、思春期に人と違うことが分かれば表に出さなくても誰でも不安に思うのではないでしょうか。

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