まとめ

気分障害がある人は少なくとも世界に3億5000万人以上もいると言われており、世界的に増加傾向にあります。日本も例外ではなく厚生労働省によると、平成26年度時点で約112万人の人が発症していると言われています。

気分障害の症状により日常生活に悪い影響をきたしてしまうと、何かとうまくいかないことがストレスにつながり悪循環に陥ってしまう場合も少なくはありません。そのため気分障害は悪循環に陥る前の初期治療、そして症状が治まった後の再発予防がとても大切になっています。

近年研究が進んでいることにより治療法の種類も増えてきています。そのため疾患や症状の程度を考慮した上での一人ひとりに合わせた治療法が選択できるようになっています。

最近気分が晴れずずっと暗いままであったり、気分の上がり下がりが激しく自分をコントロールできない時があるなど、不安を抱えている場合はこころの風邪である気分障害を抱えている可能性があります

気になることがある場合は、専門家に相談しながら、症状の見極めや対応方法を検討すると良いでしょう。
平成26年度患者調査の概要l 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/14/index.html
気分障害ハンドブック
S. ナシア・ガミー
メディカルサイエンスインターナショナル
Amazonで詳しく見る
認知行動療法(CBT)とは?メカニズムや形式、体験談まとめ【専門家監修】のタイトル画像

認知行動療法(CBT)とは?メカニズムや形式、体験談まとめ【専門家監修】

情緒障害とは?具体的な症状、情緒障害のある子どもへの支援について【医師監修】のタイトル画像

情緒障害とは?具体的な症状、情緒障害のある子どもへの支援について【医師監修】

適応障害の症状・原因・治療法、適応障害の当事者へのサポートの仕方、適応障害とうつ病・不安障害との違いについて解説【医師監修】のタイトル画像

適応障害の症状・原因・治療法、適応障害の当事者へのサポートの仕方、適応障害とうつ病・不安障害との違いについて解説【医師監修】

統合失調症とは?症状や特徴、原因、治療法、薬などについて詳しく解説しますのタイトル画像

統合失調症とは?症状や特徴、原因、治療法、薬などについて詳しく解説します

発達特性がある大学生、支援に必要な「連携」をどうつくる?――中央大学教授・山科先生インタビューのタイトル画像

発達特性がある大学生、支援に必要な「連携」をどうつくる?――中央大学教授・山科先生インタビュー

子どもの癇癪(かんしゃく)とは?癇癪の原因や発達障害との関連は?癇癪を起こす前の対策と対処法、相談先まとめ【専門家監修】のタイトル画像

子どもの癇癪(かんしゃく)とは?癇癪の原因や発達障害との関連は?癇癪を起こす前の対策と対処法、相談先まとめ【専門家監修】


追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。