下級生に飛び降りを強要した少女、親の責任はどこまで問える?特性理解と早期支援が大切な理由

2016/12/12 更新
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2013年に起きた、当時小学4年生の女の子が小学2年生の女の子に飛び降りを強制した事件。判決では、子どもの特性に気づかず十分な対応を取らなかったと、両親の監督責任が問われ1,025万円の賠償責任が命じられましたが、私たちはこの事件をどう考えれば良いのでしょう。

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立石美津子
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よこしま☆ちゃん さん
2017/08/27 19:55
親が親になる以前に個体として、そもそもの専門知識が無いから、制度がそうなった理由を補てんしながら子どもに説明できていない積み重ねから来ているのではないでしょうか?
知的障害を伴わないのなら言語理解は可能です。
推測はあくまで推測の域を超えないので空気など読めなくてもいいのです。
そもそも推測をどうするかは、それまでの経験がものを言います。
「この人がこういう時はこれを指している」と理解します。それが人間のすることです。
知的障害を伴わないのだから学習機能はあるのです。
とすると、周りの大人が、「この規則は、こういう背景で出来あがった。あえてこういう文章に留めているのは、書いていない部分について猶予を持たせているから。具体的にはそれでも解釈の幅が色々あって、判例をたくさん読んでみても、たくさんあるし、傾向もある。」と、
子どもが相手だからというのではなく、14歳になればおとなと同じ法で裁かれるのだから、
子どもが直面した事例については周りの大人が説明してあげればよいのです。

それが出来ないのは周りの大人が無知だからです。
判例?そうですよね。
でも、子どものためと思ったら親として勉強しなくては!と奮起できませんか?

友達を注意するにも本人のプライドやハラスメントの問題をはらんでいるから、
直接言うのではなく、友達が耳を傾けやすい人に頼んでみる、とか、
「僕は助言は出来るけど、その通りに行動修正するのは君本人だよ?いつか見つかって逆切れにでもなって、注意してくれた見ず知らずの人に危害を加えてしまったら君はそのまま捕まるよ?このまま放置できないな」って。
そういうアプローチの仕方があるよ、って。

☆同じ事を伝えるにも『時と場所と状況と相手の知能や性格などを判断して抑揚や語彙や表情態度に注意しながら』だよ、って。←でもこれっておとなでも相当至難の業じゃないですか?
それを子どもに伝えていくのです。懇懇と粛々と。
地味な事をコツコツと継続する力がまわりのおとなに備わっていないと実現もしません。
そういう意味では、遺伝的側面も否定できないのですから、
親を含む周りの大人が、上に書いたように思慮深くなる必要があると思います。
それが、つまり、子どもをとりまく「(人的)環境」の充実なのではないでしょうか???

どのコラムを拝読しても全く思慮深くなく思考が専門的でもなく事実として物足りません。

Sachiko Kadowaki さん
2017/05/22 21:11
決まりは決まりってことを守らない人が多いから、こういう特性を持った人たちが暮らしにくくなるのだと思う。電車内のルールなど、誰もが守らねばならないものをみんなが守れば、こういう特性を持った人々が少しは暮らしやすくなるのに。こういう特性を持った人々に「グレーな状態もある」ってことを教えるより、定型発達の人に守らねばならないルールを守らせる方がいいと思うんだけど。

退会済み さん
2017/04/18 06:17
私が一番危機感を感じている所です。いくら息子の特性を伝えても、担任は全く問題ありません、の一点張りでしたが、検査を受けて凹凸のある発達障害だと分かりました。だからといって担任や行政の受け止め方には温度差もあります。学校や行政のやり取りでは記録を残す事と、何かが起きた時に、学校や行政だけの記録だけで判決が下らないよう、民間のルートにも情報を流したり、利用活用をしていく事が、今、親として、息子に私が出来る最低限の事だと感じています。

二人の生き方 さん
2017/02/26 01:59
ある程度の年齢になると、過干渉だと言われるようなことも私達は続けなければいけないとおもう。
実際に決断して選ぶのは、本人になるように仕向けてもいつも口を出さない干渉な親でないと、一人で外出中は
援助者や理解者がいない場合の密な連絡のやりとりが必要だし、自宅でも様子がおかしい場合は、子どもであろうか、成人であろうが、一人にしてはいけないとおもう。鳥のかごにするわけでなく、監視するわけでなく、
毎日の表情や言葉や声のトーンなどで察知して本人と回りが傷つかないようにするのが親の役目。彼らは、変わったとか、慣れたとかじゃなく、頑張っているから出来るようになったと錯覚してしまうけど、実は理解せずにルールだから動いている場合があるし。
もう、こんな年だから。。。と固定的な見方をしてしまうと不幸が訪れてしまうのではないでしょうか。

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