「エビデンスにもとづく発達障害支援」って?11月26日 サイエンスアゴラ2017 公開シンポジウム

ライター:発達ナビニュース
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昨年も好評を博したサイエンスアゴラのシンポジウム、「うちの子、少し違うかも...II~エビデンスに基づく発達障害支援をみんなで考える~」が、テレコムセンター(東京・お台場)で開催されます。

最新の研究成果に触れることができる機会。入場無料です!

発達障害支援研究・実践の最前線を学ぶシンポジウム

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発達障害の原因や治療法、支援方法に関する研究は、様々な分野の専門家が取り組んでいる領域です。

発達障害のある子どもを育てている保護者や、その周辺の支援者にとって、最新の研究成果は今と未来の生活にどのような影響をおよぼすのでしょうか?

誰もが多様で豊かな人生を送ることのできる社会を形成していくためにできることとはなんでしょうか?

そんな疑問に応えるシンポジウムのお知らせです。

11月26日(日)、「うちの子、少し違うかも...II~エビデンスに基づく発達障害支援をみんなで考える~」と題されたシンポジウムが、東京・お台場のテレコムセンターで開催されます。(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 社会技術研究開発センター(RISTEX))

家庭・学校・地域・行政等における支援のしくみや最新の取り組みを紹介しながら、様々な支援の場面に横たわる障壁を乗り越え、改善していくための具体的方法について、分野・領域を超えて考えるシンポジウムです。
サイエンスアゴラ2017 公開シンポジウム
https://www.jst.go.jp/ristex/info/event/pasother/2017.html

11月26日(日)「うちの子、少し違うかも...II~エビデンスに基づく発達障害支援をみんなで考える~」シンポジウム概要

日時
2017年11月26日(日) 10:15~12:30 (開場 10:00)

場所
テレコムセンタービル 8階 会議室B ※新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」直結

参加費
無料

対象
発達障害療育・子育て支援等に携わる方(医療・福祉関係等)
学校・教育機関関係者の方
行政(国・地方自治体)関係者の方
発達障害児支援に関心をお持ちの一般の方、保護者・ご家族の方

プログラム:
10:00 受付開始
10:15 開始
10:20 講演
   ■神尾 陽子 氏
    (国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 児童・思春期精神保健研究部 部長)
   ■船曳 康子 氏
    (京都大学大学院人間・環境学研究科/総合人間学部 准教授)
   ■山野 則子 氏
    (大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科 教授/スクールソーシャルワーク評価支援研究所 所長)

11:15 パネルディスカッション
   ■モデレーター:熊 仁美 氏 (特定非営利活動法人ADDS 共同代表)
   ■パネリスト :上記講演者3名、外岡 資朗 氏(鹿児島県こども総合療育センター 所長)

12:20 フロアとの対話(質疑応答)、まとめ
12:30 終了

登壇者①神尾 陽子 氏(講演者・パネリスト)

神尾陽子氏の写真
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 児童・思春期精神保健研究部 部長
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京都大学医学部卒業、ロンドン大学付属精神医学研究所児童青年精神医学課程終了。

京都大学医学部精神神経科助手の後、米国コネティカット大学(フルブライト研究員)で自閉症研究に従事した後、九州大学大学院人間環境学研究院助教授を経て、2006年より国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健研究部部長、2010年より山梨大学客員教授、2017年よりお茶の水女子大学客員教授を併任。

登壇者②船曳 康子 氏(講演者・パネリスト)

船曳康子氏の写真
京都大学大学院人間・環境学研究科/総合人間学部 准教授
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1996年京都大学医学部卒業。京都大学医学部付属病院、京都市立病院にて研修後、京都大学大学院医学研究科に入学し、認知症の臨床研究を行った。2000年からは、カリフォルニア工科大学行動生物学教室に留学し、小鳥の歌を用いた音声発達の臨界期の研究に従事。

2003年に帰国し、こころの発達、発達障害の分野の臨床と研究に従事。日本学術振興会特別研究員、京都大学医学部付属精神科助教を経て、2015年より現職。

登壇者③山野 則子 氏(講演者・パネリスト)

山野則子氏の写真
大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科 教授
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関西学院大学社会学研究科後期博士課程修了、博士(人間福祉)。

内閣府:子どもの貧困対策検討委員会委員・有識者会議委員、文部科学省:中央教育審議会生涯学習分科会委員、企画調整部会委員、家庭教育支援の推進方策に関する検討委員会座長、教育相談等に関する調査研究会議委員、厚生労働省:社会保障審議会臨時委員、ほか国の委員多数。

大阪府子ども施策審議会会長、子どもの貧困部会部会長、大阪府スクールソーシャルワーク配置事業スーパーバイザー、ほか多数。

登壇者④熊 仁美 氏(パネルディスカッションモデレーター)

熊仁美氏の写真
特定非営利活動法人ADDS 共同代表
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2010年、慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。2011年、自閉症児に効果的な早期療育が届くことを目指し、NPO法人ADDS設立。2013年、同大大学院後期博士課程を単位取得退学、同大先導研究センター研究員。

自閉症児のコミュニケーション研究や、早期療育の実践研究に携わる。NPO法人では、保護者が家庭療育に取り組むためのペアレントトレーニング、セラピスト認定制度等を実施し、現在までにセラピストを約100名養成、ペアレントトレーニングを約200家庭に提供してきた。

登壇者⑤外岡 資朗 氏 (パネリスト)

外岡資朗氏の写真
鹿児島県こども総合療育センター 所長
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小児科医師。1988年、熊本大学医学部卒業、熊本大学大学院医学研究科へ入学後、同大医学部附属病院発達小児科にて勤務し、1996年、熊本大学大学院単位取得終了。

1999年より鹿児島市立病院小児科(小児神経科)で医師、医長、科長を歴任後、2007年より鹿児島県児童総合相談センター療育指導部長、2010年より現職。鹿児島県こどもの虐待問題研究会副会長を併任。

主催者からのメッセージ

「国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の社会技術研究開発センター(RISTEX)では、「社会のなかの科学・社会のための科学」の理念のもと、社会の具体的な問題の解決を目指す研究開発を推進しています。

今回のシンポジウム(入場無料)では、RISTEXにおける関連プロジェクトの成果も踏まえながら、家庭・学校・地域といった場面での発達障害支援における課題を改善し、のりこえていくための具体的なとりくみ等についての情報提供・共有や議論を行うことを目的としています。」

昨年度も実施し、好評を博したシンポジウムの第2弾。様々なプロジェクトの成果の紹介や、必要とされる支援についての議論が行われます。本人や保護者はもちろん、教育や支援に関わる方に幅広く、足を運んでいただきたいシンポジウムです。
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