5/20(日)「児童福祉業界、これからの働き方を考える」フォーラム開催!支援者60名が語った未来とは

ライター:発達ナビ編集部
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LITALICO発達ナビでは、児童発達支援事業所と放課後等デイサービスの求人情報を検索できる「求人検索サービス」を2018年4月よりスタートしました。それを記念して「児童福祉業界、これからの働くを考える」フォーラムを開催!総勢60名を超える支援者の方から参加応募をいただき、当日の会場は熱気に溢れていました。

LITALICO発達ナビ・求人検索サービス開始!児童福祉業界の「働く」を語るフォーラム開催

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LITALICO発達ナビでは、児童発達支援事業所と放課後等デイサービスの求人情報を検索できる「求人検索サービス」を4月10日(火)からスタートしました!

求人情報はもちろん、各支援施設の理念や研修環境、職場の魅力を詳しく知ることができます。
この求人検索サービスのリリースを記念して、2018年5月20日(日)に「児童福祉業界、これからの働き方を考える」フォーラムの第1回を開催!

会場には児童福祉業界に興味のある学生から、現役の児童指導員、異業種で働いている方々など…60名を超える方が集結。株式会社LITALICO執行役員である野口晃菜による、野口が今まで歩んできたキャリアについての講演や、働き方を工夫されている事業所代表とのパネルディスカッション、そして今後のキャリアや理想とする社会を考えるグループワークと、盛りだくさんの充実したイベントとなりました。

この記事では、フォーラム当日の様子をレポートします。

【オープニング講演】「理想を実現するために やってきたこととこれからやること~結果歩んできたキャリア~」 ーLITALICO執行役員 野口晃菜

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「私のキャリアの選び方はいたってシンプルです」

「どんな『ちがい』があっても 誰もが 『自分らしく生きる』を 実現できる社会をつくる。そのために、自分が何ができるか考え続け、自分らしく行動し続けたことで、結果的に今のキャリアがあります 」

理想の社会を作るために、私たちができることは何なのか。「理想を実現するためにやってきたこととこれからやること~結果歩んできたキャリア~」という題で、株式会社LITALICO執行役員であり、LITALICOジュニアで支援者の育成や教材開発等に携わっている野口晃菜が語りました。

実現したい社会に向けて、常に「自分らしく」いることを忘れずに、大学院での研究・現場指導など、数多くのアクションを起こしてきた野口。さまざまな経験のもと語られた、熱のこもった講演には、会場全体が引き込まれていました。

【パネルディスカッション】これからの児童福祉業界の「働く」を考える

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パネルディスカッションでは、「働く」に関して様々な取り組みをされている3つの支援施設の代表者に登壇いただき、児童福祉業界のこれからの働くについて語っていただきました。

「職員が楽しく仕事をするためには、半分は会社の責任。そしてもう半分は職員自身の責任」と語るのは、株式会社SHUHARIの中村敏也さん。元々は保育所を運営していましたが、発達に凸凹がある子どもたちも笑顔になる場所を増やしたいと考え、児童発達支援事業所を設立。
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新卒の離職が7年連続0人という実績をあげている株式会社SHUHARIでは、「子どもの最高の笑顔をつくりだすためには…?」という視点から、職員への行動指針を整えています。

職員自身が成長するために、きちんと休みを取得できるように制度を整え、自分の知識・考えを豊かにできるようサポートする。「相手の話をきちんと聞く耳をもつ」「自分の意見を相手にきちんと伝える勇気をもつ」という行動指針によって、意見交換や相談がしやすい雰囲気づくりを実現しているそうです。
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続いて登壇されたのは、特定非営利法人ダイバーシティ工房で発達支援事業部マネージャーを務める大野亮さん。ダイバーシティ工房は、約40年間地域密着型で運営してきた学習塾を母体として設立されたNPO法人。

そこで不登校・引きこもりの生徒と接するうちに発達障害がある生徒の存在に気づいたことがきっかけで、放課後等デイサービスを立ち上げたそうです。
大野さんは、「支援者を増やす」ために、スタッフへ成長機会を提供する重要性を語りました。「読み書きの専門家・臨床心理士などからの細やかな指導や入社時の研修制度、またスタッフ同士の相互理解やキャリアを考える職員合宿を実践している」とのことでした。

職員は10代から70代、バックグラウンドもさまざま。職員一人ひとりのアイディアのスピーディーな実践、職員のキャリアの志向・実現したいことへの応援を大切に、日々取り組んでいます。
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「職員一人ひとり自ら意志をもって、『自分がどう働きたいか』『どう子どもと向き合っていきたいか』を見つけ、自分の可能性を広げていってほしい」このように話していただいたのは、こぱんはうす さくらスーパーバイザー 内藤卓也さん。

全国に66事業所を展開するこぱんはうす さくらは、「事業所数の分、豊富な事例があり、支援を追求できる環境がある」という強みがあるとのこと。また、児童発達支援管理責任者、児童指導員など、職種・キャリアに合った研修の充実化や、スーパーバイザーからのレクチャーといった取り組みをしているそうです。

支援の質をあげるためにも、支援者の働く環境を整えていく。当たり前のようで、実践するには難しさも伴いますが、パネラーのみなさんによる具体的な実践例を聞き、参加者の皆さんも真剣に聞き入っていました。
次ページ「【グループワーク】「自分らしい」支援スタイルを見つけ、理想の社会を考えよう」

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