喪失感

中学生の頃はそこそこ真面目に勉強し、それなりの未来を描くことができていました。
部活は、ひたすら走る陸上競技部で、中距離。
思いっきり孤独の世界に浸ることができました。

その頃の親しい友達・・
いつも一緒だったからそれ以上ですね。
女の子みたいな私より小柄で色白で控えめで頭がいい。
彼女はクラスの委員長でした。
お互いに部活が忙しかったので、あまりかまってあげられなかったけど、修学旅行のときは夕方に二人で宿を抜け出して湖の探検に行きました。
高校は、別々でした。
あれこれ忙しい私は、時々連絡を取る程度で時間が過ぎて行きました。
その後は、連絡が取れませんでした。

数年後、彼女が亡くなったと友人から連絡が。
白血病でした。
高校を卒業して、間も無く闘病生活が始まったそうです。
それで、連絡が取れなかったと、気がつきました。

何で気が付かなかったんだろう。
何で気がついてやれなかったんだ!
何で気持ちを理解してあげられなかったんだ!
何で一緒にいてやれなかったんだ!
何で一人で死んじゃったっんだ!
私の性格だと、後追い自殺でもしかねないと思ったんでしょうか。

人の気持ちが分からない自分を恨みました。

時が過ぎても、あの時こころのどこかに空いた穴は、埋まることもなく消えません。
今でも時々、その洞窟のような穴の奥に入ってしまいます。