お茶の入ったコップを「何も考えずに」テーブルの端っこに置く長男。
何度言っても「こんな端っこでは落としてしまうかもしれない」という事が頭には浮かばないのだろう。
今回も「ソレ、やらかすぞ。」と思いながら見てたら、案の定コップを倒した。

「ほーら、言わんこっちゃない!かーさんいつもゆーてるやん。端っこ置いたら倒すやろ?真ん中に置きぃな。早よ自分で拭いてな!」

と溜息混じりにいつものお小言を言ったら

「なんでいつもいつもそうやって言うん!
分かってるのに!悲しいのに!」

ここでハッとした。
失敗したら確かに悲しい。
彼の悲しい気持ちに、私はいつも追い打ちをかけていた。
「何も考えずに」つく私の溜息で、息子をさらに悲しめていた。

「何も考えずに」って恐ろしい。