こんにちは!夢門塾本川越教室の中村です。
1月のSST(ソーシャルスキルトレーニング)では「よく聞くかるた」に取り組みました。
「よく聞くかるた」のねらいは
・最後まで読み札・スタッフの合図を聞く。
・聞いた読み札を覚える。
の2点です。
まず、かるたの読み札の特徴として・・・
「赤い帽子をかぶったウサギ」や「赤い帽子をかぶったブタ」など、
色・アイテム(帽子・マフラー・手袋・めがね)・動物の組み合わせのため、
最後まで聞かないと取る絵札が分からないようになっています。
「最後まで聞かないと分からない」ことで、普段の生活でも「人の話を最後まで聞く」という意識を高める練習になります。
そして、ルールの特徴として・・・
後ろ向きでスタンバイし、スタッフの合図があるまで振り返ることが出来ません。
合図があるまでの間、読み札の内容を覚えておく(聞いた話を覚えておく)必要があるため、ワーキングメモリーを高める練習になります。
1年前にも「よく聞くかるた」に取り組みましたが、
その頃のお子さん達は「勝ちたい」気持ちが強すぎて、読み札を最後まで聞くことが出来なかったり、合図を待てなかったり、悔しくて取ったお子さんに「ずるい!」と言ってしまう事がありました。
ですが今回は、読み札の内容を静かに最後まで聞き、合図があるまでじっと堪え、絵札を取ったお子さんには「早いね!」「今のよく見つけたね!」と褒め合う事が出来ました。
それでも取れない悔しさで泣いてしまうお子さんもいましたが…
絵札が取れることが大事なのではなく、きちんと「最後まで聞く」「合図まで待つ」「聞いたことを覚える」の3つを頑張れたことが大事だと伝えました。
そして、1人では参加が難しいお子さんにはスタッフがサポートについたり、ルールを緩和したりとみんなが参加できるよう工夫しました。
すべてのお子さんが同じ条件で参加は難しくても、大人の工夫で「みんなで一緒に楽しむ」ことは出来るはず…スタッフが活動内容を考える際は、それを忘れないよう心がけています。
※最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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☆SST「よく聞くかるた」☆
教室の毎日
20/02/13 15:54