ぐんぐんぴっぴ

個別療育です。子ども1人につき先生が1人、つきっきりで療育してくれます。時間中は保護者もつきっきりでなければなりません。1回1時間、3人の子どもがその状態で同じ空間にいます。が、カリキュラムが個別に組まれているので接触はほぼありません。先生は現時点では全員女性の先生です。
おもちゃがたくさん用意してあり、遊びながら療育します。要求を引き出すために、好きな遊びを見極めながら言葉が出るような状況を作り出したり、パーテーションで区切って集中力を高めるよう促したり、個別に考えて対応してもらえるので子どもには負荷がかかりません。ペクスもあります。
施設は古い民家を改築してあり、アットホームな雰囲気です。外遊びは無く、室内にジャングルジムやトランポリンがあります。余談ですが、怪我をしないよう柱にはコーナーガードや布が綺麗に巻かれてあります。行き届いています。

ただ、下に小さいお子さんがいる方は不向きです。赤ちゃんのうちはおんぶで通っても良いとされていますが、歩き出したら出入り禁止です。おんぶで連れて行っても、他の保護者の方からそれとなく（自分の子が赤ちゃんの泣き声を嫌がっているという旨の）クレームが入ったりもします。仕方のないことですが。

ちなみにうちの子はこちらにお世話になってペクスを理解しました。感覚遊びもたくさんさせてもらえるので、楽しいようです。楽しくて帰りたくないと泣き叫ぶお子さんもいるようです。

プロ意識が高いです。子どもに笑顔を絶やしません。本当にさすがだなと毎回思います。保護者の間違った対応に対してもハッキリ指摘があります。もちろん言葉には気をつけて。
療育に関する悩みや、困りごともきちんと聞き対処を考えてくれます。

ただ、知識は先生によってバラつきがあり、正直なところどの先生が担当になるかによって差が出るところは否めません。上司の先生がフォローされてはいますが、常に見ているわけでもないのでフォロー体制が行き届いているとは言い難いです。
でも、一生懸命でない先生は1人もいません。

費用は教材費が1回につき約100円程。とても良心的です。受給者証内で通えます。（おもちゃの数がすさまじいうえ、かなりの速度で各自の好みに合わせて入れ替えしてくれるので、これで足りているのか心配になるぐらいです。）
また、本体が赤磐ぐんぐんという療育施設なので、早期療育を終えても継続してそちらでお世話になることができるのが強みかと思います。