療育を担う私たちも成長していかなければならない・・・
運営本部としてグループを指揮する立場として、日々考えさせられています。
特に職員教育は重要です。
現場を担う指導員たちは直接子どもたちと関わるわけで、同時に送迎時にもお母さんたちと直接関わることになります。
グループ全体として従業員教育は非常に厳しいものを設定しています。
特に当然ではありますが「あいさつ」を含む礼節は絶対で、同時に身だしなみ、服装等にも注意を配っています。
しかし、それだけではなく、私たちが最もこだわる1つとして、エビデンスをもった療育、1つ1つのことに根拠をもって行動できることなど、つまり高いレベルで日々自己研鑽をしていく力というものを各職員には求めています。
たとえば、その取り組みの1つとして、グループワーク研修があります。
今日、行った研修では職員を2チームに分け、それぞれで約1か月間1つのテーマについて研究し、文献等を調べ、研修当日に相手チームと運営本部員の前でプレゼンテーションをしてもらいます。
もちろん、資料も具体的かつ根拠あるものを求めていきますし、プレゼンテーションの内容が分かりにくければ厳しく指摘もしていきます。
今日であればABAとABCを活用した療育手法に関するプレゼンテーションや早期療育の必要性に関するプレゼンテーションを行いました。
ポイントは根拠、言葉の定義、趣旨をしっかり伝えることができるかどうか、そして指摘に対して速やかに回答ができるかどうかです。
運営本部に関わる者はそれなりの経験と知見を有しますが、現場の職員も同じように広い知見をもって欲しいですし、それをたとえばお母さんたちに伝えられるようになってほしいのです。
私たちが求められているのは、適切な療育環境を提供したり、子どもたちの療育を実践するだけではないのです。
私たちが求められているのは、療育プラスお母さんたちへのサポートや助言、声掛けなどなのです。
東大阪の事業所で本格的な職員教育を始めて3か月近くが経過します。
少しずつ職員たちも知識や経験が増してきて、たくましくなってきたようにも思います。
私たちグループ以外の事業所も含め、多くの事業所の現場の職員が高いレベルで知見を有し、子どもたちやお母さんたちとエビデンスをもって関わっていけるようになってほしいなと思います。
グループワーク研修
研修会・講演会
18/02/23 17:19
