「こどもサポートルームカーサ」です。
私たちカーサは、他の事業所とは大きく違った特徴があります。
1.中学生・高校生に限定した事業所であること。
2.社会にスムーズに移行することに特化した事業所であること。
3.不登校、高校未進学のお子様に対応した事業所であること。
これら3つの大きな特徴があります。
1.中学生・高校生に限定した事業所であること。
カーサは、保護者の声から生まれました。私たちのグループ事業所に、地域でも有数の計画相談支援事業所があるのですが、そこを利用している児童の保護者さんの声を反映させています。
「小さいお友達の面倒をよくみてくれる優しいお兄ちゃん、お姉ちゃん」という評価を受けるんだけど、これから厳しい社会に出るのに、このままでよいのだろうか?
お子様の将来を真面目に考えれば考えるほど、そういった悩みはつきものですよね。少なくとも、同じ世代のお友達と一緒に、楽しみながら切磋琢磨できる環境があればいいのに・・・といった声から生まれたのが、このカーサなのです。
ちなみに、イベントや活動で、海の見えるカフェレストラン体験なんかできちゃうのも、中高生しかいない事業所の特徴ではないでしょうか?
2.社会へのスムーズな移行に特化した事業所であること。
「社会移行にスムーズにに特化した」と聞くと、なんか厳しい事業所なのかな?と勘違いしそうですが、決してそんなことはありません。実は、就労支援の専門家から言わせると、『作業ができること=就職や就労支援事業所に行ける』と思っていること自体が大きな間違いなのです。大切なことは、もっと他にあります。実は、遊びや活動を通じて、自然と身に付くようにプログラムを考えているので、毎日、楽しく通うお子さんばかりです。
もちろん、同学年ですので、能力差を感じやすいこともありますが、そういった意識を変えるためのプログラムや面談も準備しているのが、カーサのすごいところです。なので、「小さいこどもの面倒をよく見てくれる優しいお兄ちゃん、お姉ちゃん」ではなく、本人が主役になれる事業所なのです!
ちなみに、普通は保護者と一緒につくる「個別支援計画」ですが、カーサでは、本人と面談をしてから作ったものを、保護者に説明します!
3.不登校、高校未進学のお子様に対応した事業所であること。
ここは、地域にはなかったサービスになると思います。中学に在籍しているけれど、学校にいけないお子様は、学校に許可を得ることでカーサにきていただくことができます。ただし、放課後等デイサービスの通所受給者証が必要となるので、お住まいの福祉課や児童相談所等とのお話合いが必要となります。
次に、障がい等の理由で高校に行きたくても行けずに、自宅で引きこもってしまっているお子様は、児童発達支援の通所受給者証を申請することで、カーサのご利用を行うことができます。現在、3名のお子様がご利用いただいています。私たちの役割は、18歳となるまでです。なので、少しでも早くお越しいただきたい。そして、次のステップに必ずつながるように、関係機関と連携を図って進めていきます。
カーサが、他にはみられない事業所というのは、「不登校・未進学」のために自宅に引きこもってしまっているお子様に対応している点かもしれませんね。実際に、カーサに通所しているこどもたちは、すでにひきこもりではありません。なぜなら、毎日通っているので(笑)
手前味噌ですが、まるで、欧州や北欧型の本人を主体とした学校のような感じと思ってしまいます。そういった環境をつくってくれているのが、カーサが誇るスタッフたちです。カーサのスタッフは、就労支援の専門家やSST(社会生活技能訓練)の専門的な教育を受けたスタッフ、発語や食事、学習支援を行う言語聴覚士、特別支援教育を学んだ教師が在籍しています。
いかがだったでしょうか?少しでも興味があったら、是非、見学にお越しいただきたいと思います。(要事前予約)
春日市の事業所ですが、近隣に見かけないスタイルなので、福岡市や糟屋郡などからもお越しいただいています。送迎はできませんが、保護者等の送迎があれば受け入れていますので、是非、ご相談ください!
詳しくは、カーサのホームページからもどうぞ!
http://supportcasa.web.fc2.com
中・高校生に「こどもサポートルーム カーサ」が選ばれる理由
教室の毎日
20/06/03 19:46