こんにちは!
FCCキッズ東船橋
心理士の香川です。
今日は「子どもに怒ってしまった夜の気持ち」について書きたいと思います。
というのも、私自身も何度も経験があってですね。
子どもにきつく言ってしまった夜に、寝顔を見ながら涙が止まらなくなることってあるんですよね。
「なんであんな言い方しちゃったんだろう」とか、「優しくしたいだけなのに、なんでうまくできないんだろう」とか。
そう思いながら、お布団をかけて、逆に自分が泣いてしまったりして。
そういう夜って、ありますよね。
子育ての悩みを誰かに打ち明けると、「もっと落ち着いて」とか「感情的にならないように」って言われたりします。
もちろん正論なんです。
でも、わかっててもできないから悩んでるんですよね。
感情って、そんなに簡単にコントロールできるものじゃないです。
朝からバタバタして、仕事もして、家のこともやって、子どもに何回も同じこと言って。
ついに怒鳴ってしまって、そして自己嫌悪、みたいな。
そういうループ、あるあるです。
「こんな自分でいいのかな」
「子ども、私のこと嫌いになったかな」
「さっきの言葉、傷ついたかも」
そんなふうに、自分を責めたくなる気持ちもすごくわかります。
私も何度も同じことを思いました。
でもですね、ひとつだけ確かなことがあるんです。
子どもって、大人が思ってる以上に、気持ちを敏感に受け取ってるんです。
たとえ言葉じゃなくても、表情とか、声のトーンとか、手のぬくもりとか。
そういうものを通じて、「あ、ママ怒ってたけど、ほんとは好きなんだな」とか、「さっきは怖かったけど、今は安心していいんだな」とか、感じ取ってくれています。
これ、心理学では「情動の社会的参照」って言います。
ざっくりいうと、子どもは親の感情を見て、自分の感情を決めるってことです。
ちょっと専門的に聞こえるかもしれませんが、
要は「ママの気持ちはちゃんと伝わってるよ」ってことです。
私は発達支援の現場でも、いろんな親子と接してきました。
普段は感情を出さない子が、お母さんを見た瞬間に笑顔になったり。
言葉を話さない子が、お母さんの声に反応して涙を流したり。
そういう場面を見るたびに、思うんです。
ああ、この子たちはちゃんと愛を感じてるなって。
怒ったあとにギュッと抱きしめる。
泣いている子の背中を優しくトントンする。
その一つ一つの行動が、子どもにとっては「だいすきだよ」のメッセージになってるんです。
完璧じゃなくていいんです。
怒っちゃう日があっても、また向き合おうとするその気持ちこそが、大事なんです。
子育てって、ほんとに失敗の連続です。
うまくいかないことばっかり。
でも、実は「失敗しないこと」よりも大切なのが「立て直せること」なんです。
心理学で言うと「レジリエンス」って言葉があるんですが、これをざっくり言うと「回復する力」です。
怒ってしまっても、泣いてしまっても、「でもまた向き合おう」と思えること。
それができていれば、それで十分なんです。
もし、また怒ってしまったとしても。
「もうダメだ」なんて思わないでください。
そのあとの行動がすごく大事です。
ギュッと抱きしめたり、ちょっと多めに優しくしたり。
それだけで、子どもはちゃんと受け取ってくれます。
今日も、ほんとうにおつかれさまです。
あなたがこのブログを読んでくれたということは、それだけ子どもとちゃんと向き合っている証拠です。
どうか、自分を責めすぎずにいてくださいね。
そして、もしまわりに同じように悩んでいる人がいたら、この記事をそっと届けてもらえたら嬉しいです。
今日も、ありがとうこざいました。
FCCキッズ東船橋
心理士の香川です。
今日は「子どもに怒ってしまった夜の気持ち」について書きたいと思います。
というのも、私自身も何度も経験があってですね。
子どもにきつく言ってしまった夜に、寝顔を見ながら涙が止まらなくなることってあるんですよね。
「なんであんな言い方しちゃったんだろう」とか、「優しくしたいだけなのに、なんでうまくできないんだろう」とか。
そう思いながら、お布団をかけて、逆に自分が泣いてしまったりして。
そういう夜って、ありますよね。
子育ての悩みを誰かに打ち明けると、「もっと落ち着いて」とか「感情的にならないように」って言われたりします。
もちろん正論なんです。
でも、わかっててもできないから悩んでるんですよね。
感情って、そんなに簡単にコントロールできるものじゃないです。
朝からバタバタして、仕事もして、家のこともやって、子どもに何回も同じこと言って。
ついに怒鳴ってしまって、そして自己嫌悪、みたいな。
そういうループ、あるあるです。
「こんな自分でいいのかな」
「子ども、私のこと嫌いになったかな」
「さっきの言葉、傷ついたかも」
そんなふうに、自分を責めたくなる気持ちもすごくわかります。
私も何度も同じことを思いました。
でもですね、ひとつだけ確かなことがあるんです。
子どもって、大人が思ってる以上に、気持ちを敏感に受け取ってるんです。
たとえ言葉じゃなくても、表情とか、声のトーンとか、手のぬくもりとか。
そういうものを通じて、「あ、ママ怒ってたけど、ほんとは好きなんだな」とか、「さっきは怖かったけど、今は安心していいんだな」とか、感じ取ってくれています。
これ、心理学では「情動の社会的参照」って言います。
ざっくりいうと、子どもは親の感情を見て、自分の感情を決めるってことです。
ちょっと専門的に聞こえるかもしれませんが、
要は「ママの気持ちはちゃんと伝わってるよ」ってことです。
私は発達支援の現場でも、いろんな親子と接してきました。
普段は感情を出さない子が、お母さんを見た瞬間に笑顔になったり。
言葉を話さない子が、お母さんの声に反応して涙を流したり。
そういう場面を見るたびに、思うんです。
ああ、この子たちはちゃんと愛を感じてるなって。
怒ったあとにギュッと抱きしめる。
泣いている子の背中を優しくトントンする。
その一つ一つの行動が、子どもにとっては「だいすきだよ」のメッセージになってるんです。
完璧じゃなくていいんです。
怒っちゃう日があっても、また向き合おうとするその気持ちこそが、大事なんです。
子育てって、ほんとに失敗の連続です。
うまくいかないことばっかり。
でも、実は「失敗しないこと」よりも大切なのが「立て直せること」なんです。
心理学で言うと「レジリエンス」って言葉があるんですが、これをざっくり言うと「回復する力」です。
怒ってしまっても、泣いてしまっても、「でもまた向き合おう」と思えること。
それができていれば、それで十分なんです。
もし、また怒ってしまったとしても。
「もうダメだ」なんて思わないでください。
そのあとの行動がすごく大事です。
ギュッと抱きしめたり、ちょっと多めに優しくしたり。
それだけで、子どもはちゃんと受け取ってくれます。
今日も、ほんとうにおつかれさまです。
あなたがこのブログを読んでくれたということは、それだけ子どもとちゃんと向き合っている証拠です。
どうか、自分を責めすぎずにいてくださいね。
そして、もしまわりに同じように悩んでいる人がいたら、この記事をそっと届けてもらえたら嬉しいです。
今日も、ありがとうこざいました。