小橋一生さんのページ

小橋一生
私は、音読がうまくできず、学校の成績は、国語だけでなく全ての教科が最悪でした。
​高校生になっても、うまく文字が読めず、自暴自棄になりました。
​ただ、私は、大人になれば、自然と良くなると信じていました。
​しかし、大人になっても文字がうまく読めませんでした。
ある日、「読字障害」という発達障害があるという事を知りました。
​多くの部分が当てはまり、この苦しみが、自分だけではないことを知り、救われた思いがありました。
​それ以来、自らを病気であると自覚し、文字が読めるようになる方法を考え、独自にトレーニングを重ねました。
​そして、改善されてゆき、今は、私は、塾の国語の教師となりました。

最後に「読字障害」は脳の一部が欠落しているような記述があります。
​たしかに、医学の世界から見れば、そういう傾向があるのかもしれません。
​しかし、少なくとも私は、子供の頃の心の働きが原因で、文字が読めなかったと考えています。
​脳の問題と言われると、何か、子どもたちに絶望を与えるようで、とても嫌なのです。
​​かならず、良い方に向きます。私はそう信じています。
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