あいさつができない

「こんにちは」「さようなら」など、あいさつの一言がなかなかでてこない・・・。

そんなときの練習ポイントをお伝えします。

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いつ、どのあいさつをしたらよいかを絵カードを使い応答できるようにする方法です。

その後ロールプレイをしてみましょう。
ルール・準備物
絵カード
1 あいさつの言葉と場面を絵カードを使って練習しましょう
いつ、どの挨拶を選んだらいいのか迷っているのかな?と思ったら…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「状況」と「あいさつ」が表裏に描かれているカードを用意し、ゲーム感覚で覚えていくとよいでしょう。

カードはとても簡易的なもので構いません。
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裏には場面に合わせた適切なあいさつが書かれています。

お子さんが自分で確認できるという事が大切です。
2 カードを見たら、すぐに実演してみましょう
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あいさつをする場面を演じてみることで、お子さんが理解できているか確かめます。

声を出して慣れておくのが良いでしょう。
3 実際の場面でお子さんが迷っていたら、大人は優しく声をかけましょう
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「こんな時何て言うんだっけ?」
「一緒に挨拶しようか」
など、お子さんにあった言葉をかけてあげましょう。
4 場面と挨拶をセットにしたヒントを出してみましょう
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「校門で先生に合ったら、何ていうんだっけ?」
と、場所とフレーズを一緒に考えられるようなヒントを出してみましょう。

あいさつできたら、たくさん褒めましょう。
ワンポイント
自分からあいさつすることが難しい場合は、相手があいさつするのを合図に自分も言うように教えてあげてもよいでしょう。 必ずしも自分からあいさつしなければいけない、ということはありません。 また、挨拶時の態度については、スムーズに挨拶できるようになってからアドバイスしてあげると良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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