ちぬさんのページ

ちぬ
山形県在住の53歳。長女のうつを通して、親自身が変らなければという考えから、カウンセリングを勉強し、2年間の取り組みの結果、何とか娘を社会復帰させました。それらの経験から引きこもりやいじめにあって大変な気持ちを通過している子供さんや親御さんの気持ちに寄り添い、子供の社会復帰のお手伝いをさせていただいてます。「釣り」を通して、引きこもりから社会復帰をするサポートをしたり、親御さんの話を聞いてあげたりしています。
ダイアリーをみる
アクション履歴
ちぬさんがシェア
約7年前 違反報告
うちの長女も小学校3年生でとても仲良く、信頼していたリーダー格の女の子との間を、別の女の子があることないことリーダー格の女の子に吹き込み、最終的にはそのリーダー格の女の子から「お前なんか死んでしまえ!」と言われたことを契機に、不登校気味になりました。

僕は単身赴任で妻に任せていましたが、妻は無理矢理学校に連れて行き、小学校を卒業。中学校もいじめがありました。高校はとても友達関係が良くなって、短大に進み、保育士の資格をとって就職・・・

しかし、その後、娘はうつになってしまいました。

心療内科の先生からは「20年かけてうつになったので、20年かけて回復させるつもりで娘さんに接してください」と言われ、途方にくれたことを覚えています。

今、むすめは社会復帰し保育士として3年目を迎えました。

その間、僕も単身赴任をやめ、娘の気持ちを理解するためにカウンセラーの資格をとり、自分の親としての態度を改善する努力をしました。

結局は「娘が生きてさえいてくれれば、それだけでいい」という境地にいたり、娘がどの様な行動を取ろうとも肯定的受容を心がけ、「お前がいてくれるだけで親はありがたい」というメッセージを届け続けました。

その間、自傷行為や暴力もありましたが、どんな態度も、親への愛情確認に違いないと思って、受け止める取り組みをする中で、2年間でなんとか、親子の信頼関係を回復し、今は「昔のお父さんは嫌いだったけど、今のお父さんは大好き」と行ってくれる24歳の娘です。

>私は娘が元気で笑っているなら、生きていてくれているなら、それでいいと思っている

とありました。僕も、その考えがとても素晴らしい親の考えだと思います。いじめはつらい体験であると思います。しかし、この環境を通じてお二人の強い絆が結ばれることを心より願います。