みんなのアンケート

言いたい!聞きたい!
【発達障害かも?】「もしかして……」と思った“最初のサイン”や“気づきのきっかけ”を教えてください
育児をしていると、わが子の成長の一つひとつが喜ばしい一方で、ふと「もしかして……」と立ち止まる瞬間はありませんか。
「周りの子と少し違うかも……」「育て方のせい?」「この不安、誰に相談すればいいんだろう……」 インターネットや育児書の情報はたくさんあっても、わが子のこととなると、一人で悩みを抱え込んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、皆さんが「わが子の発達について、もしかして…」と気づいた“きっかけ”や、その後の心の動き、誰かに相談した経験などを募集します。

例えば、こんな経験はありませんか?
●乳幼児期のサイン:なかなか目が合わない、名前を呼んでも振り向かない、癇癪が激しいなど、育てにくさを感じた
●こだわり:遊び方や物の並べ方、毎日の手順などに強いこだわりがあった
●コミュニケーション:言葉の発達がゆっくりだった、または一方的なおしゃべりが多かった
●集団生活でのつまずき:健診で指摘された、園の先生からお友だちとの関わり方について伝えられた
●気づきのきっかけ:ネットで検索して、わが子の特性とそっくりな情報を見つけた
●相談した相手:勇気を出してパートナーや親、ママ友に話してみた
●当時の気持ち:不安で誰にも言えなかった、どうしていいか分からず涙が出た
●周囲との関係:祖父母などに「気にしすぎ」と言われてつらかった

不安だったあの頃のこと、皆さんの一つひとつの「気づき」の経験が、今まさに同じ場所で立ち止まっている保護者の方々にとって、「一人じゃないんだ」という安心感や、次の一歩を踏み出すための道しるべになります。
ぜひ、あなたの体験談をお聞かせください。

【アンケートへの答え方】
本画面下にある「選択肢」から、ご自身の状況に最も近いものを1つ選択してください。
よろしければ続けて「このテーマに投稿する」欄に、具体的な体験談をお寄せください。

お寄せいただいたエピソードについては
・発達ナビ編集部が作成する記事にて読者の方からの声として紹介
・発達ナビの連載ライター陣がイラストを描きおろし、体験談をコミックエッセイ化
して、発達ナビで公開などで活用させて頂きます。

【アンケート期間】
2025年9月10日(水)から9月23日(火)まで

▼発達ナビ編集部が作成する記事内にて読者の方からの声としての紹介について
採用、不採用にかかわらずご連絡は致しません。ご了承くださいませ。

▼コミックエッセイ化について
コミックエッセイとしてエピソードが採用された方には編集部より随時(投稿より最大1か月程)ご連絡致します。ご連絡の際、追加で質問をさせていただくこともあります。
・コミックエッセイ公開の際はお名前公開・非公開を選ぶことができます。
・コミックエッセイとしてエピソードが採用された場合、Amazonギフト券500円分を謝礼として差し上げます。
・採用とならない場合にはご連絡は致しません。ご了承くださいませ。
選択肢をクリックすると97人の回答が見られるよ! (回答してもタイムラインには流れません)
・アンケートに関する投稿及びアンケート結果を発達ナビのコラム等で紹介する場合があります。
・アンケート結果は、今後のサービス改善・向上の参考とさせていただきます。

特に共感が集まった投稿

発達の特性に気づき、相談や受診など次の一歩へ進んだ経験がある
自分で一歩進んだ………ではないかも(汗)
気付きも何もなかったです。
当時(22年前)は、今ほど「ネットで調べられる環境」はありませんでした…

息子(現在23歳)は、1歳半健診がキッカケで、1歳7カ月で専門医受診、初診で「自閉症」という確定診断が出ています。
実は、生まれてすぐから夜泣き…というよりも、「寝ない!」という苦労がありました。
心疾患の関係で生後すぐから1か月間、NICUに入院していたのですが、そちらの看護師さんたちから
「こんなに寝ない赤ちゃん、初めてです。お母さん退院後はちょっと大変かもですよ」
って言われてましたが…………いやもうホントに寝ない!(寝てない間はずっと泣いてる)
10カ月健診のときに「寝ない」と相談したら「夜泣きは3歳頃までありますよ」と流され…
1歳近くなると、自傷とこだわり行動もプラス。
生後10カ月頃から「ふすまの開け閉め」にこだわり始め………
オモチャやオヤツなどで、どんなにフスマから気をそらそうとしても、見向きもしません。
仕方なくその行動を止めると、フローリングの床に「全力投球の頭突き」をするんです。
その頭突きが、「額が割れて流血」レベルの自傷。
ギャン泣きしながら流血してもやめない自傷………血しぶきを飛び散らせながらのギャン泣きベビーはもはやホラーです(笑)。
「気が済むまでやらせたら、どれくらい続けるんだろう…」
というヤケクソの気持ちで見守っていたら「ぶっ続け4時間」…生後10カ月の赤ん坊が、です。
さらに、続く「寝ない」……………
ずっと「夜泣きがヒドイんです、昼間も寝ないんです」を言っていましたが、保健師の皆さんや、ネットでの育児掲示板では「その時期ならアタリマエ(睡眠は安定しない)」と言うので、
「コレは、本当に、『普通』のことなのか」
と思いまして、データ(日常生活の詳細スケジュール込)を取りました。その結果………
「午前2時就寝、午前5時起床、キッカリ45分おきに30分爆泣き
日中は昼寝一切なし、額打ち付けの自傷頻発」
(要するにほぼ寝てませんwwwwww)

で、この「寝てくれない」のデータを持参した上で、
1歳半健診で
「寝ないんですうううううううう、フスマの開け閉めばっかするんですううううううう
この子の育てかたが分かりません、
どうやったら寝てくれるんですか、どんなことをしたら寝てくれるんですか、
私の育て方が間違っているっていうのなら、
お願いですから、私に、『正しい育児』を教えてくださいいいいい」
と私が大☆号☆泣
いやもう、ホントに精神的にギリでした…(だって私も寝てないんだもん)

1歳半健診で、保健師さんから心理士相談に投げられましてw
(自治体の療育センターの心理士さんでした)
別室で、まあ↑のことを号泣しながら吐露したわけです。
とにかく「眠れない」で、私自身も疲弊しきってたんですよね。
そのときに、心理士さんから
「息子君を見てくれる専門の先生を紹介できるけど、どうする? 夜泣きの部分は何とかなるかもしれない」
と聞かれて、飛びつきました。
「夜、寝てくれるのなら!!!!!」
……で、保健センター経由で専門医に予約が入り、1か月後に受診したら
「お母さん、息子君は『自閉症』です」
と、直球をブン投げられました。
今ほどメジャーではなかったので
「あの……ジヘイショーって、ナンデスカ……?」
でしたw
自閉症診断と同時に「重度の睡眠障害」ということで、その場で服薬が決まりました。
(服薬してでも眠らないと、脳の成長に影響があるというレベルの睡眠障害でした)
当時の私、「寝てくれるのなら…」で服薬に飛びつきましたよ。
「こんな小さい子に服薬なんて」なんて思う精神的余裕はありませんでした。


何年もしてから、心理士さんからぶっちゃけ話をされたんです。
(もちろん、私自身にその『受け止め』ができていたからなんですが)
「実は、息子君を見た瞬間に『これは』って思ったんです。
ただ、私達は診断名を伝えられませんので、専門医を紹介するしかありませんでした。
何より私達が『緊急性が高い』と判断したのが、お母さんの状況です。
眠れていないことで、もう、お母さんヨレヨレでね、
『このままでは、お母さんが倒れてしまう』
という緊急判断で、専門医を紹介しましたが………
(※専門医も保健センターから『緊急性が高い』で優先枠だったようです)
お母さんが即答で『行きます!』て言ってくれて助かったんですよ………
あと、ちょっとビックリだったのが、専門医紹介はしたけど…
医師的に『自閉症だろうな』と思いつつも3歳まで診断名を濁すだろうなーと思ってたら
まさかの1歳代診断で、発達支援センター的にもビックリでしたw
発達障がい者支援センターが把握の自閉症確定診断、最年少記録ですw
ついでに『自閉症』での療育入園、最年少記録ですw(1歳10カ月~)」
余談ですが、この自閉症児療育入園最年少記録、まだ破られておりませんw(息子は23歳になりました)。
療育入園最年少記録は、「1歳半健診から保健センター経由の専門医受診」だったので、専門医から保健センターに「療育ヨロ」ってフィードバックされたんですよね。
だもんで、私が「ジヘイショーってナンデスカー?」とオタオタしているうちに、自治体お膳立てでソッコーで療育入園が決まってましたw(※当時は民間の児発が存在しませんでした)

23歳の今も、発達障がい者支援センターにはお世話になっています。
何せ1歳代からの情報が全て集約されておりますので、安心して相談できます。
小学校時代に不登校になったときも、学校側とかなりの調整をしてくださいましたし、高校、大学で発達障害に関する情報提供に対しては、かなりのお力添えをしていただいています。
現在は、就労関係で、就労移行支援事業所と連携を取っていただいています。

1歳半健診のあの日、号泣しながら「タスケテー!」と叫んで良かったと、シミジミ痛感………
発達の特性に気づき、相談や受診など次の一歩へ進んだ経験がある
息子が3歳(こども園年少)の秋、全国に教室がある、エレクトーンを中心とした集団レッスンを受けるタイプの音楽教室へ体験レッスンに行きました。この頃はまだ、息子の発達については何も気づいていない状態でした(落ち着きがないなぁ、癇癪が大変だなぁと思って育児書を読んだりはしていましたが、発達の遅れだとは思っていないという感じ)。

「年少さんになったことだし、好きなことや得意なことを増やせるきっかけになれば」「落ち着きがなくて超マイペースだけど、集団レッスンを通じて多少でも社会性が身につけば」と思い、親子体験レッスンに行ってみたのですが、息子は教室に入るなり、「もう嫌」「帰りたい」とグズグズモード(今思えば、完全なる場所見知りです)。他の子どもたちが静かに座ってレッスンが始まるのを待てている中で、息子はエレクトーンの横長の椅子に寝そべり、グニャグニャしていました。

「レッスンが始まれば、気も変わるだろう」と思っていたのですが、先生の説明(口頭で結構長かった)もほとんど耳に入っていない様子で、エレクトーンに触るときも「みんなで一緒に『ド』の音を押してみましょう」という先生の指示はガン無視で、好きなタイミングで別のキーを押したりしていて、みんなと音をそろえて出すというのが全然できていませんでした。

体験レッスンは30分くらいだったように記憶しているのですが、その間も私は息子が寝そべりたがるのを起こしたり、「帰りたい」とぼやくのをなだめたり、先生の指示したキーを押すよう息子に指示したり、なんだかすごく長く感じました(参加者は、わが家以外に4~5組の親子がいましたが、どの子も静かに先生の指示に従って、揃った音を出せていたので、余計にそう感じたように記憶しています)。

そして、いよいよレッスンも終盤というところで、先生がエレクトーンで一曲弾いてくださることになり、「皆さん、私の周りに集まって聞いてくださいね」と演奏を始められると、突然息子の顔色が変わり、スタスタと先生の近くに歩いて行きました。

先生のカッコいい演奏を聴いて、やっと興味を持ってくれたんだ……!!と嬉しい気持ちになったのもつかの間、息子は先生を通過して、先生の背後にあった壁の壁紙が破れた所をむしろうとし始めました。私は即座にその壁紙が破れている所の前に立ち、演奏に耳を傾けているふりをしながら、息子の壁紙むしりを必死で阻止していました。

あのとき、息子と同じ年齢の他の参加者の子が、落ち着いて先生の指示に従えていたことに「3歳児って、ここまでおとなしくできるんだ!」と驚いたのを覚えています。この頃から、発達の遅れの可能性があるのではないかとぼんやりと気づいていったのではないかと思います。

その体験レッスンから1~2カ月後の冬に、市の3歳半検診があって、「発達に偏りが見られるので、今後心配なことが出てきたら、発達支援センターに相談してみては」と言われました。年明けに発達支援センターに相談をして、そこからはいろんな方々に支えていただきながら、今に至ります(現在、息子は小2)。
発達の特性に気づき、相談や受診など次の一歩へ進んだ経験がある
保育園時代は、息子ちょっと変わっているな…と思いつつ先生に相談するも皆こんなものとすまされてスルー。
小学校の1年で、困りごとが多いと担任から言われ、学校の勧めで受診して判明。

受診時に、乳児期の事を聞かれ、そう言えば…
目は合わさない。指差しをしない。癇癪が酷い。偏食等出てきました。
保育園時代も、おもちゃの位置や片付けのこだわり、洋服のデザイン(襟のついた服は着ない。セーターは嫌がる)等ありました。

小学校の1年生は学校から連絡のない日はないっていうほどのトラブルメーカーでしたね。

聴覚過敏もあり、イヤーマフを使用しても、耐えられないと暴れる。
予定の見通しが立たないと不安からパニックにもなりました。

そんな事が3年生位迄ありました。
高学年、中学になるにつれて、段々落ち着いてはきましたが、今度はからかいの対象となりイジメによる不登校も経験しました。

私は、保護者には診断が下った時点でカミングアウトしていましたが、それが返って関わらないほうが良いと仰る親御さんもいたようでした。

現在は、高校3年生で大学受験に向けて頑張っていますが、小学校時代にお世話になった支援級の先生。不登校時代に通っていた発達障害の教室の先生に、現在も憧れていて、俺の様な困っている子を助けたいと、大学は教育学部。小学校の教員免許と特別支援の教員免許の両方の取得に向けて頑張っています。

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