こんにちは!せかいのかたち2ndです!
最近、選択肢のひとつに入れると、必ずといっていいほど子どもたちに選ばれている絵本が、こちら。佐々木マキさんの『おばけがぞろぞろ』です!
おばけ仲間に「あそびましょ」と誘われて、とってもユニークなおばけたち👻が、いろんなところからどんどん出てきます。
おばけたちは、姿かたちだけでなく、名前もとってもユニーク!
もものりくん
おろむかくん
ぞんびえくん
おびるべちゃん
うめもらくん
ぞりんばちゃん…
なんと、耳慣れない意味のないことば(無意味語と言われています)のオンパレード!
普段、有意味語を聞き慣れているわたしたち。不思議で奇妙な感じを子どもたちも感じとっているのが、横にいてよく伝わってきます。
それだけではありません!
お気づきかと思いますが、名前に濁音がたくさん入っています。濁音がより不気味な怪しい雰囲気を醸し出しています。STの学生時代、言語学の先生が、ウルトラマンの怪獣の名前に濁音がたくさん使われていると話してくれたことを思い出しました。
ことばによって受ける印象が全く違ってくる、その感覚は一体どこからくるのでしょうか??ことばって不思議だなぁ、面白いなぁ、と改めて感じさせてもらえる絵本です。そして、無理せず自然なかたちで、無意味語ワールドにどっぷりつかれるところも、オススメです☺️
最後に「〇〇ちゃん、あそぼ」とおともだちの名前を入れてST扮するおばけが誘うと、みななんとも言えない苦笑いを浮かべてくれるのを見るのも、大好きです☺️
どの絵本が好き?⑥
教室の毎日
21/11/20 22:32