言語発達と手指の運動の発達は密接に関わっているとの認識から、“ことばのじかん”では、手指を使う課題をよく取り入れています。
中でも、小さなおともだちから大きなおともだちまで幅広く人気なのが、こちら。貯金箱にコインを入れる課題です!
ぽとんと落とす行為が面白いと感じるのは、ある意味人間の本能なのかなぁ、とも思います。それでも、この課題を楽しめるのは、コインを貯金箱に入れることで、自分の目の前からはなくなっても、落とした場所にコインが確かに存在しているということがわかる(=“物の永続性の理解”と言われています)からだと思います。
少し前までは全く興味を示さなかったおともだちが、熱心に取り組んでくれるようになると、確かな成長を感じて嬉しくなります☺️
さて、この課題。投入口が横向きだと、みな比較的簡単にスイスイっとコインを入れていってくれます。
次に、投入口を縦向きにすると、苦戦するおともだちが急増!
向きに合わせて手指の方向を変えてから投入口に送り出す、というワンステップ上の手指の動きが要求されるからです。
うまく入れられない場合は、STが手を添えて一緒に入れ、ヘルプを少しずつ減らしながら練習してもらい、最終的には自分だけで入れられるよう頑張ってもらっています☺️(明日につづく)
貯金箱✖️コイン🪙 その一
教室の毎日
21/11/30 08:45