こんにちは!せかいのかたち2ndです!
今日は“ことばのじかん”の一コマをご紹介。
絵カードなどで「これなあに?」と聞くと、物の名前はしっかりと答えてくれるおともだちでも、動作をあらわす動作語になると、まだことばとしては出てこないおともだちも少なくありません。ことばの獲得が名詞から、というのは、私たち大人が外国語を習う時のことを考えても頷けます。
さて、そんなおともだちには、コップやぼうし、靴下、えんぴつ、はさみ、せっけん、タオル、メガネなどの身近な実物を使って、動作語の練習をしています。
実際に物を操作している時、その物に注目している時に、ことばをかけ身ぶりをすることが、ことばと意味内容とを結びつける絶好のタイミングだと考えています。
自然に自分から動作語がでてくるようになるまで、根気よく続けます。毎回同じことを繰り返すと飽きてしまうのでは?と少し心配していましたが、子どもたちはいつも、初めて取り組んでくれた時のように、嬉しそうに物を操作してくれます。
そして少しずつ、ことばで言えるようになるおともだちが多いです。せっけんが1番人気なので、「あらう!」が1番はやく言えるようになる子が多い気がします☺️
STの前では言ってくれなくても、「この間、お家で自分からぼうしかぶる、って言えてました!」と動作語の練習をしているおともだちのお母さんから報告をもらった時は、自分のことのように嬉しい気持ちでいっぱいになりました!
焦らず、根気強く、おともだちが自分の伝えたいことを表現できるようにサポートしていけたら、と思っています☺️
「あらう!」
教室の毎日
22/02/10 08:25