こんにちは!せかいのかたち2ndです!
少し寒さが和らいで、春の訪れに期待が膨らむ今日この頃。
通所してくれているおともだちは、元気いっぱい外遊びを楽しんでいます。
今日ご紹介したいのは、自分の世界でひとりで楽しんでいる時間が多かった、こちらのおともだち。
公園に行っても、あまりアクティブに遊ぶ感じではなかったので、事あるごとに、「かけっこしようか」「ブランコしてみる?」などいろいろ遊びに誘っていました。が、首を横に振り、自分の世界で遊ぶ日々が続きました。
ところが、最近明らかに変化が現れています。周りへの働きかけが増え、他のおともだちにも興味が出てきた様子。すると、外遊びでも徐々に変化が見られ、誘うと「うん!」と一緒に遊ぼうとしてくれるようになってきました。時には自分からSTの手を引っ張ってくれることも。
そして特に感動的だったのは、少しずつ挑戦していた岩登りを、自分の力だけで登りきったこと。
最初は、首を横に振り“NO”の意思表示をしていたおともだちが、いつのまにか興味をもってくれるようになり、公園に来る度にトライして、誰の力も借りずに登りきれた!感無量、拍手喝采です👏その時のおともだちの満足気な笑顔が忘れられません。
子どもたちの成長を感じる瞬間に立ち会え、一緒にその喜びを共有できることは、療育スタッフとしてこの上ない幸せです☺️
こんにちは!せかいのかたち2ndです!
手指を動かすことが、ことばの発達にも深く関わっていることは以前にも書かせていただきましたが、手指を動かす目的で”ことばのじかん“に最近よく登場してもらうのが、昔懐かしのおもちゃです!
例えば、“ヨーヨー🪀”と“ねじ巻き式電車🚃”。
どちらも遊ぶためには“巻く”動作が必要です。
“ヨーヨー🪀”では手首を使ってぐるぐる巻く感じですが、“ねじ巻き式電車🚃”では親指と人差し指でねじをしっかりつまんで小刻みに巻きます。同じ“巻く”でも使う部位が全然違ってくることに気づきます。
さて、こちらのおともだち。
“ヨーヨー🪀”も”ねじ巻き式電車🚃”にも興味津々。
最初はうまく巻けずにすぐにヘルプを求めてSTに「はいっ」と手渡してくれていましたが、目の前で何度かやって見せると、遊びたい気持ちが勝ったのか、何度もトライしてくれました!
今では、“ヨーヨー🪀”は机をうまく使って巻きやすい方法を自ら編み出し、最初から最後まで巻けるように。“ねじ巻き式電車🚃”も少しずつ巻けるようになってきました!
昔懐かしのおもちゃは、手指を使うものが多いです。昔の子どもたちは、手指をたくさん使って、毎日のようにいろんなおともだちと遊ぶ機会があったことで、ことばやコミュニケーション力が自然と培われていったんだろうなあ、と想像します。
折角の昔ながらの日本の懐かしのおもちゃたち。これからもいろんなおもちゃに活躍してもらって、楽しく手指を動かす練習をしていきたいな思っています☺️
“巻く”
教室の毎日
22/03/05 21:24