こんにちは!せかいのかたち2ndです!
今日ご紹介したいのは、こちらのおともだち。
年明けから、ことばの表出だけでなく、注意力や記憶力を高める目的で、絵カードの練習に取り組んでもらっています。
🐶🐱🦊🐻の4種類の動物が、それぞれ🟥🟦🟨🟩4色の、🧣🧤🧢を身につけている、という冬の時期にぴったりのカードです。
まずは、カードを一枚一枚見てもらい、どの動物がどの色のどのアイテムを身につけているかをことばで伝えてもらいます。
はじめのうちは、誰がという主語が抜けたり、語と語の間の助詞が抜けたりしていました。が、毎回繰り返し練習することで、今では「きつねさんが、きいろいマフラーをまいている!」など、自然な速さで、スラスラと答えてくれるようになっています☺️“まいている”という動作語も自然に言えるようになっています!
続けて、注意力記憶力を高めるために、STが読んだカードをトランポリンから探してとってきてもらう練習も併せて行っています。
最初は動物1種類のみで行い、全て正しく選べるようになると、2種類3種類と少しずつ増やしていき、難度をあげていきます。
情報が増えると、記憶しておかないといけない事柄も増えていきます。
正しく選べた時と間違って選んでしまった時を比べてみてみると、正しく選べた時は、STが読んだ内容を自分でもう一度復唱し、更にてぶくろをはめるなどのジェスチャーも出ていました。
そこで、しっかりと聞いた内容をもう一度自分で言うこと、聞いた内容のジェスチャーをしてみること、をその都度促し、このおともだちの記憶術として提案しています。
そしてもう一つ。聞きそびれた時や、わからなかった時。そのまま黙ってわかったふりをしたり、助けてくれるのをただ待つのではなく、自分から「もう一回言って」と相手に働きかける練習も、とても大切にしています。
こちらが促す前に、「わからない。もう一回(言って)」と言ってくれた時は、カードを正しく選べた時よりももっとおともだちの確かな成長を感じ、嬉しく思ったSTでした☺️
もうひとつの大切なこと。
教室の毎日
22/03/10 21:34