今年もクリッパーズではハロウィンイベントを開催しました。
テーマはトリック&トリート。驚きと楽しさの両方を届けるイベントを目指しました。
実施した5つの企画の概要とちょっとした裏話をお伝えします。
1:ゴーストガーデン
1階フロア全面を使ったいわゆるお化け屋敷。
暗い部屋の中に隠されたランタンを見つけ明かりを灯し、ゴーストが目を覚ましたら見つからないように隠れるというナビゲーター付きアトラクション。部屋の暗さにビクビクしている子もいましたが、何度も遊んでいる内に暗さにも慣れ楽しんで参加してくれている姿が多く見られました。
アルミホイルを窓に貼ると暗闇が作れる、という話から始まり少しずつ実験して形を作っていきました。最後は「ゴーストに見つかったらキャンディを渡して見逃してもらう」という流れを組み込み、名実ともに「トリックオアトリート」が完成しました。
2:ハロウィンスタジオ
黒い布や装飾品、小物を用いて1階物置をハロウィン仕様に改造した撮影スポット。今回は電飾、ライティングを使ってよりリアルな方向を目指しました。
年々立派になっていくと言われているスタジオですが、1階フロアをゴーストガーデンで使用するため今年は特に作らない予定でした。その代わり、1階フロア全体を撮影スポットにする予定でしたがイメージしていた「映え」が作れず、別所に撮影スポットを作る必要性が生まれたため作成した次第です。ドアを開けると日常から非日常が現れるというアイディア自体は去年からあり、いずれやりたいなと思っていたのでタイミング的にもシチュエーション的にもラッキーでしたが間に合うかどうかの焦りもありました。
3:トリックボックス
内部が4階層の立体迷路になっている箱の上からボールを入れ下まで落とすゲーム。誰でも気軽に参加できる企画として考案しました。大きな箱を両手で持ち腕や上半身を使って揺らす姿は大変ユニークに映りました。中にある仕切り板は取り外し可能で、難易度調整ができる仕様にしたのですが初期の穴だけあけた状態でも十分楽しめた様です。
職員からのアイディアでお菓子のつかみ取り「ドリームキャッチャー」を追加し、企画として1つにまとまった感があります。見覚えのあるお菓子でも大好評でした。
4:トリートレター
いままでラッピング袋で渡していたお菓子を茶封筒に入れ、本人名義の宛名シールを貼りフェイク請求書として渡しました。ただお菓子を渡すだけではインパクトに欠けるという思いと、個人的に量より質を重視したい方向性が相まって実現しました。いつもは保護者の方に手渡す手紙がまさか自分に!という驚きが届けられていたら幸いです。
最近、本物の請求書と同時に渡す機会があり、考案者ながら「これは紛らわしいな」と思いました。
5:アートギャラリー
主に2階育成室の壁をハロウィン関連のアイテムで飾り雰囲気を作り出す、開業当初から続く大事な企画。他の企画に比べて一見地味に感じるかもしれませんが、意識を高める、気持ちを一つにするためとても重要だと思っています。
飾りは折り紙で作った切り絵、セロハンで作った工作、毛糸と紙皿で作ったリースなど児童が主体となり職員と一緒に作ってくれました。
恒例の英語付きハロウィンキャラクターパネルは絵と文字を分離させ正しく組み合わせるという遊びを狙って取り入れてみたのですが、文字のない状態で何のキャラクターか当てるという遊びを見せてくれました。児童の発想には毎回驚かされるばかりです。
☆写真はハロウィンスタジオとハロウィン期間中のおやつです。
ハロウィンイベント2023
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23/11/21 14:59