こんにちは!指導員のひさこです。
夏休みも最後となりましたが、またしても緊急事態宣言という事で、学校や幼稚園などお休みが延長され、保護者の皆様は特に複雑な心境かと思います。
子ども達からは、『やったー!』なんて声も聞こえてくるでしょうか…(我が家では、宿題を見つめて胸を撫で下ろす姿が見れました笑)
色々な想いもあるでしょうが、この機会に夏の思い出を、お子様と振り返る時間を作ってみてはいかがでしょう。
夏は子どもの心と身体がうんと成長する季節です。日に焼けた肌で少したくましくも見えますね。
『夏に楽しかった事はどんなこと?』、『出来るようになった事は何かあったかな?』、『またやりたいって思った事はある?』…こんな事を聞いて会話してみたり、絵や工作で作品にするのもいいですね!
意外と『そんなことに気付いてたのか!』、『こんなに気持ちを伝えられるのが上手くなってるのか!』と驚く事があると思います。
改めて、”遊ぶ”、”話す”、”触れる”、”抱きしめる”などのコミュニケーションを、親から『それをしたいんだ!』と率先して行うと、子ども達の新しい見え方が発見出来るかもしれません。
そんな素敵な発見のお返しに、『すごいね!』、『お母さんも、お父さんも、楽しかったよ。』と、いつもの何割増しにも表現して応えてみてくださいね☆
さて、タイトルにもありますが、私、指導員のひさこは、8月末日をもって退職させていただく事になりました。
本来、年度の途中でこうしたご挨拶は遠慮すべきかと思いましたが、私がこの教室に来てから3年半という期間で、教室に通っていただいた皆様、関わって下さった皆様に、広くご挨拶が出来るようにと、教室スタッフから声を掛けてもらい、この場を借りてご挨拶させていただく事にしました。
改めまして、ご利用者様、ご卒業された皆様、これまで本当にお世話になりました。色々と至らない点も多かったと思いますが、皆様にはご理解とご協力をいただき心より感謝しております。
私にとってこの3年半は、たくさん考える事、悩む事もありましたが、それ以上に楽しく、嬉しく、充実した日々でございました。
かねてより、私自身がこうした児童発達支援のサポートを利用する側で、『子育て』という未知なるジャングルで迷子になっていた時に、心強く手を差し伸べてくれた先生に、感謝と憧れを持ったことで目指した職業が、”児童指導員””です。
そんな気持ちを救われた経験から、お子様に対してももちろんですが、とにかく…とにかく…保護者様の気持ちに寄り添い、共感したい。そして応援したいし、一緒に悩み、泣いて笑いたい。その気持ちは今でも変わらずに持ち続けています。
どんな状況であろうとも、周りが、子どもが何と言おうとも、親だって”人”です。楽しくて、嬉しくて、悲しくて、苦しいんです。それを誰かと共有出来るって、生きていく中で、とても大切な事なんだと思います。
この教室で関わらせていただいた皆様にとって、自分が少しでもそんな相手になれたのだとしたら、この上なく嬉しく思います。
そして、最後に私から教室に贈る絵本について、紹介して終わりたいと思います。
1冊目は『あつかったらぬげばいい』
2冊目は『あんなにあんなに』
作者:ヨシタケシンスケ さん
こちらの絵本の作者様、知っている方も多くいらっしゃると思います。その絵本の内容ときたら、思わずクスっと、そしてうんうん…と、そして何だかホロリ…と、不思議な気持ちにさせてくれる作品が数多くありますね。
今回、私から保護者様に向けた絵本として贈る上記の2冊ですが、これは読んでみて何かを感じて欲しいっ!と曖昧な紹介までに止めたいと思います^^
読み終えたら、フーっと一息ついて、自分を優しく抱きしめてあげましょう。
『 今日も、”みんな”が幸せでありますように! 』
これからもずっと、聞こえなくても、遠くにいても、大きな大きな声で、皆さんの事を応援しています!
これまで支えて頂いて、本当にありがとうございました!
指導員:ひさこ
~ごあいさつ~
教室の様子
21/08/27 16:49