こんにちは!チャイルドウイッシュちりゅうの言語聴覚士の戸井です🤓
本日は子供たちも大好きで、療育者の中でも推が多い「パズル🧩」についてお伝えします
言語や作業のリハビリでパズルをすることも多いと思います。
「言葉のリハビリなのに、なんでパズルをするの?」と不思議に思っている人もいらっしゃると思います。
そこで、療育に「パズル」を推す理由を5つ、ご紹介したいと思います。
Q「なぜ言語療育なのにパズルをやるの?」
A「それは、ことばの発達のために必要なチカラをつけることが出来るから!」です。
ことばの発達のために必要なチカラのひとつに”手や指の動きが器用になること”があります。具体的には・・・
①発達は大→小に進んでいくから🚶
・大きな動きからだんだん小さな動きと発達は段階的に進んでいきます。
体幹→足→手→指→口回りと発達が進み、話すための口や舌の動かし方が上手になるには、まずは手先が器用になることが先なのです✏️
②目と手の協応を促すから👀✋
・見ている場所に手を持っていくことが出来るということ=自分の思い通りに手(身体)を動かすことが出来るようになるということです。
自分の思うように身体が動かせるようになると、楽しいと思える遊びの幅の広がりや真似っこ(模倣遊び)、指さしへと繋がっていきます
また、パズルの遊び中では
③理解に応じた言葉かけがしやすい!
・名詞だけでなく、色や形、大きさや位置表現、同じ・違うといった抽象的なことばを理解度に合わせて伝えることが出来ます!
抽象的な言葉は目に見えないこともあり、子ども達が理解するのに難しい面があり目で見ながらことばの使い方を学ぶことが出来ます。
④集中して座る練習になる🪑
・姿勢の維持は体幹の強さのバロメーターです。
また、集中力は話すときに相手への注目のバロメーターでもあります。
やりとりのキャッチボールに苦手さがある子は、集中して相手へ注意を向け続けることが出来ず、相手からの発信のキャッチミスが多い傾向にあります😖
⑤達成感が得られやすい
・完成系が前もって分かるのでゴールまでの見通しが立ちやすいです
また、目で見てゴールが分かるので達成感が得られやすく「出来た!」という自信を育むことが出来ます😳
「できたね、やったー!」と喜びの共有もしやすく、気持ちが動くときには声も出やすい子が多いです。
パズルだけでなく、手や指を使う遊びはことばの発達にもとっても大切な要素がたくさんあります
「出来た」と達成感や自信を持てる経験を重ねることで、自尊心が育ちます。
チャイルドでは、子どもたちの興味や発達に合わせて楽しみながら発達を促していけるように、子どもたちの「やってみたい」「やりたい」という気持ちに寄り添い、自由に遊びを選択できるように支援を行なっています💫
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パズル🧩について!
チャイルドウィッシュの療育
23/07/08 18:37