バディでは、個別・集団の療育の合間に様々な遊具で遊ぶ時間(フリータイム)を設けています。そのなかでおままごとについてお話ししたいと思います。
子どもは発達段階で2歳までと2歳からで大きく変化するといわれています。外界の刺激を多く受けることで模倣などを繰り返す時期から、内面のイメージ力を育てる時期です。これをおままごとに当てはめると、2歳ぐらいまでは、どこかでみたあの時の「模倣≒まね」や「見立て」でおままごとをおこなうのですが、、2歳以降はどこかの誰かになりきってその役割を演じるようになるのです。
例えば、適切な言葉遣い(マナー)だったり、野菜・食材・メニューの名前(語彙力の増加)、調理方法(手順段取り、マルチタスク・・・一つのことでななく複数のやることを同時こなす)、道具の使い方(手先の協応や身体の稼働部位の分離運動・・・作業療法)など多くを学ぶことができるのです。
こどもたちは、ただ遊んでいるのですが、指導員は、その子にとっての課題を意識し、遊びの中から学びを得ることを意識して、フリータイムを支援しています。
なので、子供たちの課題をしっかりと把握し、細かに理解をしていないと支援とならない、フリータイムこそ、指導員にとっては、一番の力が試されるセッションなのです。
バディでは、子どもたちがゆったりとした時間の中でも意図をもって支援をしております。
体験など随時募集していますので連絡お待ちしております。
自由時間の大切さについて
教室の毎日
18/05/15 18:57