私たちは日々感覚を研ぎ澄ませながら活動しています。
先生、とっても上手にモンキースイングに乗ってます。
目で見て、考えて、バランスを取って、体を動かして、
運動企画とはあまり意識されることのない感覚を土台として、新たな運動を実行する力のことです。
ひとつひとつのできたが、こどもたちの自信につながります。
子どもたちはどう遊具に係わっていくでしょう。
はじめは見るだけです。この遊具は危なくないだろうか。目に見えない子どもたちの感覚が働いています。
自分がいけると思ったタイミングでつかみます。ドキドキしたけど握ることができた‼これだけで成功体験です。
その後ぶら下がる、揺れるなどの、挑戦を繰り返し、大人よりも上手に乗りこなしていきます。
これが子どもたちのもっている運動を企画していく力の発達です。
(遊具のすごさ、ほんとはもっと奥が深いんですが、今回のブログはひとまず。)
子どもたちは、感覚を研ぎ澄ませながら、成功する経験を積んでいる真っ最中です。
力を加減したり、こけないようにふんばったり、ちょっとしたずれを修正したり、つい楽しくて声に出したり。
これがいろいろな活動の土台になっていきます。
無意識に様々な感覚を受け取り、感覚の交通整理、成功体験を積む、
そんなパワーがブランコや滑り台など、様々な遊具たちにはあります。
このように考えると、遊具に乗るお子さまの姿に、わくわくが止まらないですね。
遊具の力~運動企画~
教室の毎日
21/06/03 11:14