お久しぶりです。皆様お元気でお過ごしでしょうか。今年は3月からの「新型コロナウイルス」の流行・感染の為に学校行事や家庭内での学習などで大きく変化し、毎年何気なく送っていた日々が嘘のように感じられますね。私共、ガリレオ六甲道でも子ども達がストレスを感じないように療育を考えて行っています。当初、室内での療育が多くありましたが、火曜日・木曜日は外の施設を利用し身体を使った療育を行っています。特に、火曜日のテニスについては、なかなか接することが無い競技と思います。初めて見る公式のテニスコート・初めて手にするラケットと黄色のボール。殆どの利用者が初めての体験です。そこには、年長者の方々や高校生など様々な人が楽しんでいます。そして、社会でも通ずるマナーがあります。最初のころは当たり前ですが、ボールが前に飛ばず、隣のコートに飛んでいくことが多々ありました。子ども達は、走ってボーるを追いかけプレー中のコートに入ってしまい大変ご迷惑をかけていました。その時にプレー中の高齢者の方が、子どもを呼び止め、怒るのではなく「このような場面では、すみません。ボールを取らせてください」と言うんだよ。と教えてくださいました。これこそが、「生きた療育」だと感謝致しました。日が経つにつれて、感覚(動体視力やボールをヒットする時の力加減)が身につき今では少しですがラリーが続くようになりました。「療育」は日々身近なところにあります。社会人として生きていく為のマナーを日々の生活の中から習得して成長してもらいたいと思っています。そこには、大人としての成長を助ける責任もあります。多くの社会体験の場を設け
「今、できることからやる」を念頭に置き療育出来ればと感じています。
最後になりましたが、「ガリレオ六甲道」では利用者を募集いたしております。是非一度ご見学・ご連絡いただければ幸いです。
今、できることから
教室の毎日
20/08/02 14:05