夏になると楽しみな遊びに『水遊び』がありご家庭や学校でも日々子供たちは楽しみながら水と触れ合っているかと思います。トワ・エ・モワでも「感覚遊び」「気持ちよさ」「水の変化」「水から学ぶ」を目的として様々な療育を行っています。
【感覚遊び】
子供達の遊びの基本としてあるのが感覚遊びです。目や耳、皮膚感覚などの五感を通して自然と接する事で、様々な物事に対する認識を深めていきます。その感覚遊びの中で「水」は子供の感覚を磨いてくれる優れた材料になります。また浮力や川の流れなど日常生活では経験し難い環境で身体を動かすことは運動機能の発達にも大きな効果を期待できます。
【気持ちよさ】【水の変化】
水は触れるだけでひんやりと心地よく、水温の変化を楽しめます。また水は自由に形を変えることが出来て不思議なものです。
時には水面に光が反射してキラキラと輝いており子供たちの心をくすぐります。そんな「不思議さ」や「美しさ」に触れることが出来るのが水です。
【水から学べる】
　「形が変わる・量が変わる」水ですが、学ぶための視点から見ても面白いです。水をコップに入れてみると一人の飲む“分量”の概念が出現します。これによって『これくらいの水をコップに入れると何人分』や『この量の水ならプールで遊べる』『花の水やりならこのくらいの量』など様々な“分量”の概念を学べます。

　五感を通した水遊びは「楽しい」「面白い」「不思議」と感じることが大事です。子供たちにそう感じさせるためにもまず、この夏の暑い時期に「冷たい水は気持ちがいいものだ」と子供たちに感じさせることが重要になってきます。