こどもは生まれてから、想像を絶するスピードで成長していきます。
その成長は、生まれてから7歳くらいまでにおおよそ80%と言われています。
何が成長するのかと言うと、神経型の発達です。
神経型というと脳や脊髄、感覚器などのことで身体コントロールや器用さなどに関係する能力のことで、端的に言うと「運動能力」ということになります。
さて、そんな成長期にある子どもたちに運動が必要な理由はなんでしょうか?
それは、この時期に獲得した能力は「一生モノ」になるからです。
大人でも逆上がりや、後転、側転ができない人がたくさんいますが、大人になってからだと習得が比較的難しくなります。
しかし、何十年もやっていなくても子どもの頃にできた技はだいたいできますよね。これが子どもが運動をしておくべき根本的な理由です。
神経系の発達はすなわち、運動回路の接続と言い換えることができ、一度接続した回路は大人になっても繋がったままになります。
小さい頃の運動経験が土台となり、スポーツのスキル向上や戦績に影響してくるのです。
できる限り早い段階から様々な運動に触れておくことが極めて重要です。
この経験がのちに土台となり、より高度な運動へと進化していきます。
いつから運動は始めるべきなの?
運動の重要性
21/02/16 08:25