ギュっとするよ
教室の毎日
22/05/02 18:01
最近、LUMO尼崎武庫之荘校のKさんは、
運動はそこそこに床にお茶をわざとこぼしてみたり、
ブロックを投げたり、
先生の顔めがけてボールを投げてきたりとわざわざ叱られるようなことばかりしてきます。
「ごめんなさい、もうしません」
と何度も約束してくれるのですが5分と持ちません。
それどころかエスカレートすることも。
そこで、
今日はLUMO尼崎武庫之荘校に来た途端、
危ないから投げないでね、できたら帰る時ギュっとしてあげる、
と声をかけて様子を見ることにしました。
「いや」とも「いいよ」とも言わずに神妙な顔で離れて行ったKさん、
しばらくすると、他のお友だちが投げて飛ばした輪っかを拾って投げずにそのまま通り過ぎます。
すかさず近寄ってえらいね、投げなかったね、と抱き締めるとまんざらでもない様子。
結局同じように幾度も褒めてギュっとすることを繰り返すことで、今日は随分落ち着いて過ごすことができました。
本当は褒めてもらいたい、認めてもらいたい気持ちが大きいのに、反対の行動をやってしまう。
そうして叱られるとますますいたたまれなくなり、またダメと言われることをやって負のループに陥ってしまうのかもしれません。
LUMO尼崎武庫之荘校に今日も子どもたちの本当の笑顔が溢れてほしいと思った一日でした。