てて
教室の毎日
22/07/05 09:26
今日もLUMO尼崎武庫之荘校では胸キュンの光景が見られました。
最近ずいぶん背が高くなってきたと感じるUさん。
半年くらい前は、苦手なことはやらない、嫌なことがあっても「イヤ」とは言えずただ隅っこでベソベソ泣いてる、そんな泣き虫さんでした。
ところが最近では、泣く姿が見られなくなり、みんなの輪の中から外れることはありません。
苦手な運動も頑張っています。
そして今日はUさんの苦手な横跳び運動から始まったのですが、泣くどころか「何でできないんだろう」と言わんばかりに頭を傾げては繰り返し挑戦します。
先生のお手本を見たらできるのですが、一人ではなかなか難しいのです。
でも、真似ができるなら成功は目の前。案の定4回目にはリズミカルに跳んでいました。
自分でも「できた!」という実感があったようで、その後の活動はとても積極的でした。
ボール投げでも「入ったよ」、逆立ちでも「できたよ」、風船でも「100回できた」とアピールしてくれました。
そして帰り際、自分から先生に近寄って、プログラムにない運動を「見て見て」と披露してくれたのです!
自分からアクションを起こすこと、これは成長の基盤です。
イヤ、大好き、見てほしい…言葉で伝えられるようになるためには、関わる大人の私たちがその子の出しているサインを見逃さずにしっかり受け取って、どんなことを伝えても大丈夫だよ、という安心感を持ってもらうことが大切です。
伝えたいと思うからこその言葉です、動きたいと思うからこその運動です。
だから楽しい、嬉しい、は大事なことだと思うのです。
Uさんの「見て見て」に成長の扉がまたひとつ開いたこと、そしてそれはいっきに大きく開いて新しい世界が広がったことに感激した一瞬でした。
明日はどんな感動がLUMO尼崎武庫之荘校に起きるか楽しみです。