こんにちは!
LITALICOジュニア静岡教室です。
本日はいよいよ行動の意味の最終回です。
最後の行動の意味は「感覚(自己刺激)」です。「感覚(自己刺激)」は「その刺激自体が快を生み出すため繰り返している」行動です。
例えば、テレビを見ている際に「爪噛み」という行動を起こすとします。そうすることで、手持無沙汰を解消出来たり、爪を噛む感覚で安心を得ることで「爪嚙み」の行動が増える可能性があります。その場合、声をかけるとしばらくは爪噛みを止めることができますが時間経過とともに再度見られるようになってしまいます。そのため、スクイーズやバランスクッションなど感覚を満たせる物を渡してあげることで別の方法で感覚を満たせるようになり、「爪嚙み」の行動を減らせるかもしれません。
静岡教室では「待つ」練習をするお子さまなどにスクイーズやプッシュポップを渡して触って待つことで手持無沙汰を解消した状況で練習できるようにしています。(スクイーズやプッシュポップについては100円均一などでも売っているため探してみてください!)
今まで4つの行動の意味についてご紹介してきました。
行動の意味によって関わり方や対策方法などが異なってきます。重要なことは「お子さまの行動の意味を考え、行動の意味(お子さまの思い)に沿った工夫を行うこと」です。しかしながら、なかなか行動の意味について正確にとらえることは難しいです。
さらに、日常的にお子さまと接している保護者さまは当事者の目線になるため第三者目線で整理することが難しいこともあると思います。
そんな時は、ぜひリタリコジュニアのスタッフにご相談ください。お話をお伺いし、行動の3分割で整理した上で、保護者さまと行動の意味について検討し、お子さまの思いに沿った関わり方についてご提案させていただきます。
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行動の意味について考えよう④(感覚(自己刺激)編)
教室の毎日
23/06/25 08:59