廣瀬です。
今日は家族で遊園地へ行ったときのことをお話しします。
父の提案でバイキングに乗ることになりました。
バイキング ー大きな船型のブランコですね。
当時小学生だった私は、初めてその遊具に乗りました。
先に乗っていた人たちの悲鳴にドキドキし
トイレに行っておけば良かったかもという不安を抱えつつ
「大丈夫!楽しいぞ!」という父の言葉を頼りに
いざ、バイキングスタート!
初めは小さい揺れがどんどん大きくなるにつれ、
私の恐怖と後悔は大きくなっていきました。
怖い!
漏れる!
トイレに行っておけばよかった!
もし、耐えられなかったら…
落下する度に身体が浮く感覚的な恐怖
上昇と落下の度に襲う尿意
尿意と恐怖に耐える肉体的苦痛
不安と焦りと後悔と
いろいろなものに絶え間なく責められて
楽しさのカケラもなく気を失う寸前でした。
そして
バイキングが終わり、ふらふらになりながらも
なんとかトイレに駆け込み
もう二度と乗るものか!と誓ったのでした。
それ以来、私は落ちる感覚が苦手になりました。
アトラクションはもちろん
エレベーターも、大人になるまで乗れませんでした。
乗れるようになった今でも、緊張します。
遊園地のアトラクションのように
たとえ、自分にとっては楽しい感覚であっても
人によって違うことがある。
十人十色、人それぞれ。
子供の頃の体験と記憶は強烈です。
一緒に楽しみたい
楽しませたいという思いが
子どもにとっての余計なお世話にならないように…
楽しい夏をお過ごしください。
そして、バイキングに誘うときは、
お子様が大丈夫かよーく考えて
トイレも済ませてから誘うことを
強くオススメします。
思い出
教室の毎日
21/08/04 17:09