祖父母の家に泊まった夏の夜のこと。
仕事終わりのおじが、祖父母に会いに来ました。
その日の夕食はエビフライ。
おじは、祖母と話しながら食べ、エビフライの尻尾も残さずきれいに完食しました。
そう、尻尾も残さず…
私はおじの食事に衝撃をうけました。
当時の私は、エビフライの尻尾は残すものだと思っていたからです。
おいしそうにエビフライの尻尾を食べるおじの様子に誘われて、
後日少し不安ながらも、エビフライの尻尾に挑戦!
予想以上においしくて、驚きました。
初めて食べるものは、味や触感がわからないからこそ不安です。
大人になれば、それまでの経験や知識から、
食べたことのないものでも、ある程度予想を立てて不安をなくせます。
でも、子どもには難しい。
だからこそ、信頼する人がどうやって食べているかも、
食べるか否かの判断基準になります。
子どもに食べてほしいものがあったら、
大人がとにかく、おいしく食べる!
おいしくです!
人がおいしそうに食べる姿ほど、食欲をそそるものはありませんから。
思い出2
教室の毎日
21/08/12 16:56