さくらぼキッチン 〜失敗は挑戦した証拠〜
教室の毎日
24/05/18 07:06
失敗をすることが嫌でチャレンジできない。失敗すると怒ったり泣いたりして、気持ちの切り替えが難しい。
「失敗してもいい」と頭ではわかっているけど、やっぱり失敗すると爆発してしまう。
そういうお子さんがいる中で、少しでも失敗に対するネガティブな感情を和らげたいと思い、昨日と今日の2日間は「失敗って、できないことや難しいことにチャレンジした証拠。それだけですごいこと」「失敗したら、考えて工夫することで、レベルアップもできるよ」という話をしました。
火事や大怪我などの危険な失敗だけは避けたいけれど、それ以外は気にしなくて大丈夫!
話の後は、子ども達にとっては少しだけハードルの高いオムレツ作りに挑戦^ ^
あまりに難しすぎるものでは、やる気が削がれてしまうので、失敗するかしないかの絶妙なラインで作れるオムレツを選びました。
卵がうまく割れない、こぼす、形がくずれる、うまくお皿にのせられないなど、予想される失敗はいくつかありますが、今日はどんどん失敗して、そこでうまくいくにはどうしたら良いか考えたり工夫したりできたらいいな…と思って見ていましたが、みんな慎重で丁寧で、なかなか失敗しません。笑
それでも、形がくずれたらもう一度焼き直す姿が見られたり、「こうしたらやりやすいのか!」と気づいて、友達にアドバイスしたりする姿が見られました。
そして何より、「失敗していいんだ」と肩の力が抜けたことで、リラックスして取り組めていたように感じました。
もちろん、失敗に対するネガティブな感情は、なかなかなくならないとは思いますが、今後失敗をした時に、「僕は私はダメなんだ!」ではなく、「挑戦した自分すごい!」と思えるよう、日々の生活や活動の中でも、意識して声かけ等していきたいと思います。
それにしても、オムレツはサイコーに美味しかったね♡