こんにちは★
ナーシングプラス有松校です😊
今日はいつも療育支援を行う中で、私たちが基盤としている
『感覚のピラミッド』
について少しお話したいと思います。
ナーシングプラスでは
「なんで、その行動?」
このような疑問を身体の根本、”感覚の困難さ”から考え、感覚統合からアプローチをしながら療育を行っています。
一般的には
発達はピラミッドのように一つずつ積み上げられる
と言われております。
その土台となるのが「基礎感覚」です。
1、固有覚
2、前庭覚
3、触覚
この3つの基礎感覚が感覚統合ではとても重要な感覚となっています。
感覚のピラミッドの一番下の段には、この3つの基礎感覚に加え、視覚と聴覚がありますが、視覚と聴覚は外部からの刺激による感覚なので自覚を持って感じることができます。しかし固有覚・前庭覚・触覚は身体の内側に意識を向けないと感じることが出来ない感覚なので、なかなか自覚をしにくいのです。
なので、生活の中で基礎感覚による困り感があっても、子ども自身も周りの大人もなかなか気づくことができません。
自覚がし難いのですが、基礎感覚は身体の使い方に大きく関わるため、この土台がうまく整っていないと日常生活のいろいろな場面で困り感に繋がってきます。
また、土台がしっかりした状態で一つずつ積み上げていかないと、ピラミッドの頂点にある「情緒」や「社会性の発達」の困り感に繋がってしまうのです。
そしてもう一つ大切なのが、自分からやりたいと思うこと。
誰でもできる簡単な運動をモットーに、
「できた!」を重ね、自己肯定感を育みつつ
自分の身体に意識を向け「自分を知る」ところから
「他者を知る」に繋げられるような支援をしていきます😄
これから今回のように週1回、ナーシングプラスの療育内容や考え方に触れたブログをお届けできればと思いますので、どうぞお楽しみに😎✨
次回は来週金曜に『固有覚』についてお届けいたします!
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感覚のピラミッド△
教室の毎日
21/07/09 22:29