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感覚統合と目の動きの関わりについて

教室の毎日
みなさん、こんにちは!
ナーシングプラス有松校です☺

今週から毎週金曜日に感覚統合に関することを
みなさなにお伝えさせていただければと思います!

今日は、「感覚統合と目の動きの関わり」について
お話しさせていただきます。

まず、感覚統合を一言で紹介すると、
感覚統合=感覚の交通整理とよく言われます。

たくさん走ってくる車をきちんと整えることで、スムーズに車が走ることができるように、
身体に入ってくる感覚に対して統合機能が正しくはたらくことで、正しく感覚を整理し、取り入れることができます。
しかし交通整理ができていないと、車はどこを走っていいか分からなくなり、
混乱し、渋滞してしまいます。
統合がうまくいかないと、次々にやってくる感覚の強弱を調整したり、
感覚を受け入れる量を調節することがうまくできず、混乱してしまうという状態を引き起こしてしまうのです。

感覚の土台になるのは、
聴覚、前庭覚、固有覚、触覚、視覚の5つがあります。
今日はその中から「視覚」つまり、目の動きの働きについてお伝えしていきますね!

普段の生活で「視覚」を使わない日はないと言って良いほど
私たちの生活の中で視覚は重要な働きを持っています。

ただ、その視覚を上手に使えないと・・・
・本を読むのがたどたどしい。一文字一文字読んでる感じ。文の最後を間違えたり、一行飛ばして読んでしまう。
・見本を見ながら漢字を書いているはずなのに、どうしてこんなに崩れているんだろう。マスの中におさまっていないし、一本足りなかったり、多くなってしまう。
・ボール投げがぎこちなくて、何度も教えてもうまくできない。ちゃんとボールを捕ることもできなくて、何度も顔に当たってしまう。
・マネしてねって言っても、同じ動きができない。身体をクネクネ動かすのは好きみたいだけど、同じ動きができないから、ダンスがなかなか覚えられない。

などのお困り事がでてきます。

見たものを理解するには、集中して見ることや、
目で文字をゆっくり追うこと、次の行に目を素早く写すことなどが、
エネルギーを使うことなく自然にできる必要があります。

つまり、集中するために姿勢を正しくすることや、
目の動きをするために、どのように目を動かしたらよいのか自分の体の動かし方を知ったりすることで、眼球運動がスムーズに行えるようになります。

ナーシングプラスでは、感覚統合の体操の中で
「風船ラリー」を行っています。
風船を目で追いかけることはもちろん、その風船を相手に打ち返すために、
風船までの距離を空間認知し、そこまでの自分の手の長さを考え、
ボールを前に飛ばすために、伸展運動と屈曲運動を上手に使いこなし、ボールを返す。という、
一見風船で遊んでいるかのように見えますが、
動作ひとつひとつに意味があり、身体で感じる感覚を、上手に身体を使って整理することができるようになります。

他にも自立課題を通して、目と手の協応に効果的なものを実施したりなど、
遊びを通して、感覚の統合を行っています。

ぜひ、一度ナーシングプラスに見に来てください!

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