こんにちは、ナーシングプラス有松校です(*^_^*)
風船バレーは感覚統合の観点から様々な要素が詰まったあそびとなっています。
たまに風船を用意してみるとお子様の「できなかったことができるようになる」瞬間をとてもよく目にします。
・うまく風船を叩けなかった子が叩けるようになる。
・強く叩くことを意識していたのが当たるように意識できるようになる。
・下向きにしか飛ばせなかった子が上向に飛ばせるようになる。
・風船に意識を注目しすぎて、周りが見えなかった子が周りも気にすることができるようになる。
などなどです。
では、どういった要素から「できるようになる」のでしょうか。
【視点の移動、目と手の協調運動、ボディイメージ】
風船をしっかりと目で追い、その風船に向かって手を伸ばす。
風船を目で追うことは実は子供にとっては難しかったりします。
眼球運動以外にも首の使い方、体幹の使い方など、視覚は目だけではありません。
また、目で見たものの距離感を掴み、自分の腕の長さを把握して触りにいく。
目で得た情報をもとに、自分の体のイメージと合わせて運動することはとても複雑です。
【強弱、体の動かし方】
風船を上からではなく、下から叩く。
上からじゃなく下から叩かないと上には飛ばないことをなんとなく認識したり、強く叩く必要はない、このくらいの力でも十分だ、力んでも当たらない。と理解していく。
手だけではなく全身の体重移動や強弱をつけていく必要があります。
風船バレーによってこのような要素一つ一つを組み合わせ、感覚が統合されていきます。
転んでしまうことが多かったり、体の動かし方に不器用さを感じたらぜひ風船バレーをしてみてはいかがでしょうか。
風船バレーで感覚統合💪
教室の毎日
22/11/24 11:25