こんにちは。てらぴぁぽけっと目白教室です。
寒くなってきたと思ったら再び夏日の日があったりと、気候が安定しない日が続いていますね。どうぞご自愛ください。
さて、本日は“注意の機能”についてお話をしたいと思います。心理学の領域では、注意の機能には「集中的注意」「選択的注意」「分割的注意」「予期・期待」の4つの側面があると考えられています。
集中的注意は、ある作業や対象に注意を向けることです。テレビを観ている時、宿題をしている時、料理をしている時など...集中的注意が働いている場面はありふれています。
選択的注意は、様々な情報の中から自分が必要とする情報に注意を向ける機能のことです。騒がしい街中でも、自分の名前が呼ばれると反応できるのはこの機能のおかげと言えるでしょう。
分割的注意は、注意を複数の作業に分配して行動を平行させたり、切り替えたりする機能のことです。人の話を聞きながらメモを取る時にはこの注意が機能していると考えることができます。また、分配できる注意の量には個人差があるもと考えられています。
最後に予期・期待は、これまでの経験から注意を向けるべき対象にあらかじめ気をつけながら待ち構える機能のことです。作業の効率化に関わる機能である一方で、新しい作業を妨害してしまう場面もあります。
このように注意には様々な機能があります。お子さんと関わるうえで、どの注意機能に得意があるのか、また苦手があるのかを考えることが支援に役立つこともあります。
<参考文献>
箱田裕司・都築誉史・川畑秀明・萩原滋(2019). 『認知心理学』有斐閣
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注意の機能
教室の毎日
23/11/06 11:12