利用を始めて約7か月の3歳のKちゃん。
利用初日はママと離れるのが寂しくて、少し泣きながら車に乗り込んでいましたが、少しずつ慣れてきて、今では「おはようございます!」と笑顔で元気に来所してくれています。
最初はなかなかうまくできなかったうがいも、今はお口や舌を上手に使って「ガラガラペッ」とできるようになりました。
うがいの方法は、口に水を含んで口の中で動かす「ブクブクうがい」と、上を向いて息を出しながら行う「ガラガラうがい」があります。感染予防のほかに、どちらの方法も口の周りの筋肉や舌の動きを使います。また、ガラガラうがいは「か行」の発音のトレーニングになるとも言われているので、必ず来所時に行なう様にしています。
はじめはオムツでの通所だったのでトイレトレーニングも現在行っています。定期的な言葉掛けをし、少しずつ成功体験を積み上げることで、今ではパンツで過ごす時間が長くなってきています。
朝の会は、ピアノに合わせて身振り、手振りをしたり、大きな声でお腹からしっかりと息をしながら、お友だちと楽しく歌ったり、季節の絵本を見て集中してお話の世界を楽しんでいます。お名前呼びでは、最初の頃は恥ずかしそうに職員と一緒にお返事をしていましたが、今はしっかり手を挙げて 「はい!元気です」 と言ってくれます。
机上活動は、最初はどう取り組んで良いのか分からず、職員と一緒に行っていましたが、どうしたら良いのか少しずつ分かってくると「コレがしたい!」、「アレがしたい!!」と職員がKちゃんに合った課題を選んだ物以外にも、自分から取り組みたい課題を見つけて、30分とは言わず1時間近く行うこともありました。
プリントにぬりえ、おり紙、パズル、たんぐらむといったように、いろいろな種類の課題に集中して取り組んでいました鉛筆中でも、最近のお気に入りのプリントは「もののむすびつけ」で、ヒントを少し出してあげるだけで、スラスラと力強い線で結んでいます。
お友だちが来ると、Kちゃんの方からお友だちに「こんにちは!」と元気にあいさつをしたり、活動の場面では「一緒に遊ぼうハート」と声を掛けて、一緒に楽しく過ごしています。
これからも、Kちゃんのできる事を伸ばしながら、また、できない事や苦手な事にも一緒に取り組んで、成功体験を増やしていきたいと思っています。
(成長記録)自己表現とトイレトレーニングの成果
教室の毎日
22/12/23 17:14