こんにちは!
児童発達支援・放課後等デイサービス スマイルONEグループです😊
今回はタイトルにあるように「原始反射ってなあに??」になります。
前回、紹介させていただいた原始反射と感覚統合の関係性についてまとめてみました🙆♀️
前半と後半に分けていますので、最後まで読んでいただけると幸いです🙇
【原始反射の影響】
原始反射が適切な時期に消失しない場合、子どもの発達に影響を及ぼす可能性があるといわれています。
原始反射はが持続するとバランスや協調運動だけでなく学習障害や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害の一因となることがあります。
また、感覚統合の問題とも関係していることが指摘されておりこのように、原始反射の持続は、子どもの日常生活や学習におけるさまざまな悩み事に繋がることがあります。
【感覚統合と原始反射の関係性について】
感覚統合の障害は、脳が感覚情報を適切に処理できない状態を言います。
例えば、前回紹介した内容にもつながりますが触覚や聴覚の過敏さ、身体のバランスや協調性の問題などが挙げられこれらは、原始反射の持続と関連していることが多いです。
原始反射が適切に統合されないため子どもたちは感覚情報を正しく処理することを無意識に難しくしてしまい日常生活に支障をきたすことがあるのです💦
以下に、原始反射と生じる可能性のあるお困りごとやその具体的な例を簡単にまとめました。
・歩行反射
歩行やバランス低下の問題、協調性運動の欠如
→運動に対する苦手意識、上半身と下半身の動きがまとまりにくい
・吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)
噛み合わせや嚥下の問題、言語発達の遅延
→文字のよみかきが困難
・探索反射
口周りの過敏性、集中力の低下
→椅子に座り続けることが困難、集中力低下
・モロー反射
過敏な反応、睡眠障害、感情調節の困難
→感情のコントロールが苦手(怖がり、怒りやすいなど)
・把握反射
細かい運動技能の発達遅延、筆記困難
→文字のよみかきが困難
・バビンスキー反射
歩行やバランスの問題、足の運動協調性の欠如
→体幹の保持が難しいため、姿勢が悪い。筋力低下と間違えられやすい
前半パートはここまでになります!
次回投稿まで少々お待ちください🙇
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理学療法士のつぶやき 〜運動療育 実践編 前半パート〜
教室の毎日
24/05/28 13:17