発音でカ行がタ行の音になるなど、特定の音がうまく出せない場合に、必要に応じて言語聴覚士が構音(発音)訓練を実施しています。
この日は、さしすせその音がうまく出せるようにするために、[す]の音を出す練習をしました。
発音だけに限らず様々な発達を促進できるように、お子さんの達成感を大切にしながら段階を踏んで少しずつ取り組んでいます♪
発音の誤りが気になったときに、大人は正しい音を出すことだけに注目しがちですが、正しく発音するにはさまざまな側面からの発達が必要です。口や舌などの運動発達が発音にも関わってきます。また、相手の身振りや口の動きを真似る力も大切です。さらに、今回お話ししている内容のような特定の音の誤りではなく、ことばをつくっている一つ一つの音の違いへの意識(音韻意識)が低く、誤った発音になってしまうことがあります。音韻意識が育っていくことも、正しい発音のために重要な発達です。
構音(発音)の支援
教室の毎日
25/03/21 10:20
