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虐待研修

研修会・講演会
こんにちは!縁キッズセンター南です。

縁キッズセンター南では、縁グループ内で毎月臨床心理士によって行われる専門職研修や事業所ごとのカンファレンスの他に、
事業所内での日々のスタッフミーティングや毎月行われる児童ミーティングなど、会議や研修を行い、スタッフの知識やスキルを向上させる場を多く設けています。

6月の事業所内での研修は「虐待研修」でした。

誰もが一度は耳にしたことがある「虐待」
虐待がどんなものなのか、誰でも知っていると思うかもしれませんが、
改めて虐待となりうることを具体的に、臨床心理士の斎藤から研修を受けました。

日常の児童への接し方・言葉かけ・対応などが、どのように児童に影響を与えるのか。
大人が適切な対応・コミュニケーションをとることで、どのように児童は変化するのかを、縁キッズセンター南の日々の業務と結び付けて考えられるような研修でした。

また、虐待への対応や協力機関などの放課後等デイサービスが虐待に対して取るべき対応・行うことのできる支援についての知識も増やすことができました。

研修を受け得た知識は、実践に結び付けることがとても重要です。
またスタッフ全員が共通の認識のもとに実践し、改善すべき点は常に改善をしていきます。


研修を受け、改めて児童が健やかに成長できる環境を常に提供できる場所である努力をこれからも続けていきます。

また、お子様の困りごとや他人には話にくい悩みごとは、保護者様やご家庭内で抱え込まずに、ぜひ当事業所への相談をしていただけるような信頼関係を皆様と築いていければと思います。
当事業所で解決のできないこと、どこへ相談したらいいのかわからないこと、どんなに些細なことでも、まずはご相談ください。


研修は質問タイムや、全員の感想や意見を述べる場を設け
スタッフ同士が意見交換や発言をするいい機会にもなりました。

今回縁キッズセンター南の研修で使用した資料は、
ご家庭でお子様と関わる際に参考になるものも含まれていますので、
ぜひ、参考にしてみてください。

 【虐待研修資料】 *一部抜粋
☆虐待とは何か: 子どもの健やかな成長を阻む行為
1.身体的虐待: 殴る、蹴る。火傷させる、身体拘束など。
2.ネグレクト : 衣食住の世話をしない、教育を受けさせないなど
3.性的虐待 : 性的な行為を強要する、行為を見せる、被写体にするなど
4.心理的虐待: 暴言、からかい、無理なことを強要する、子どもの前での夫婦喧嘩、過度な勉強の強要(教育虐待)。


☆虐待対応: 関係機関がネットワークを組んで対応する。
 ・児童相談所: 保護など法的な権限を持っている。守秘義務を超えて関係機関から家族の情報を集める権限を持っている
・子ども家庭支援センター: ネットワーク会議の開催権限を持っている。守秘義務を超えて、関係機関から家族の情報を集める権限を持っている
・関係機関: 学校、幼稚園、保育園、保健センター、病院、児童館、学童クラブ、放課後デイサービス、教育相談所、福祉事務所、民生委員他、親子に関わっている機関。


☆放デイで問題になる可能性がある行為
1.身体的虐待: 子どもに対して殴る、蹴るは行政処分の対象。身体的拘束が必要な場合はあるので、慎重に。
2.ネグレクト: 無視する、厳密に考えると適切な課題(活動)を与えないのも対象になりえる。
3.性的虐待: 異性の職員がトイレ介助や着替えのサポートをする。着替えやトイレを覗く。
4.心理的虐待: からかう、馬鹿にする、悪口を言う、失敗を怒る、笑いものにする、子どもの前で愚痴る。
 身体的虐待、ネグレクト、性的虐待はわかりやすいが、何が「心理的虐待」か判断が難しいこと
がある。悪意が無くても、心理的虐待(意地悪)とみなされることがある。

【からかい、悪ふざけ、呼び捨て】
 子どもとの関係を築くのが上手で、好かれている職員でもNG。理由は、
① いじめでも、教師に注意されたいじめ加害者が使う言葉。子どもに見習ってもらいたいコミュニケーション方法ではない。
② 発達障碍児には、言語理解が弱く、何が話されているのか分からなくても、笑っていることがある。
③ 笑っている楽しそうな雰囲気を知り、人に好かれるためには、人を呼び捨てにしてからかう、ふざければいいと誤学習する子もいる。
④ 傷ついても、表現できない子がいる。からかい、ふざけには毒が含まれているが、怒ったり不満を言いにくく、言われた子を傷つけ、孤独にする。
⑤ からかったり、ふざけて笑いを取らなくても、ここちよい人間関係、コミュニケーションが取れることを体験してもらう場でもあるので、望ましくない。
 
 

【子どもの失敗を愚痴る、ため息をつく、残念がる】
子どもの自己肯定感を育み、出来ることを増やすことが、放デイの存在理由。大人をがっかりさせてしまったと、子どもは傷つく。上手くいかなくて一番傷ついているのは子ども自身。頑張ったこと、出来たことは共に喜び、失敗の際は、チャレンジしたこと自体を評価をしたり、成功するための具体的な工夫を助言するなど、失敗に傷ついている子をサポートするのが職員の役割で、ネガティブな感情の表現は細心の注意が必要。


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縁キッズセンター南では現在、
児童発達支援・放課後等デイサービス共に平日に空きがございます。
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*ご希望が募集曜日以外の場合もまずはぜひご相談ください

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