呼吸のおはなし
教室の毎日
24/08/29 15:40
からふるでは、毎日、「おくちの体操」「あいうべぷ体操」を取り入れています。お口周りの働きは『噛む、食べる、話す、笑う、歌う、呼吸する』などが挙げられます。今回は、その中でも無意識に行っている呼吸についてお話したいと思います。
言語習得に関わらず、子どもたちの健やかな体、おだやかな心を維持するために正しい呼吸法は大変重要な訓練の1つと考えています。
そのため、からふるの活動内にも「大きく息を吸いこみ、ゆっくりと息を吐き出す」を遊びの中で取り入れています。
まずは「抵抗力の少ない羽や花紙をふいてみよう!」や「卓球ボールを優しく息で転がして勝負だ!」など、訓練と気張らず楽しんでいます。
息を吐くのが苦手な子には、ストローをくわえて息を吐く感覚を伝えたり、そっと鼻をつまんで口呼吸を体感してもらうこともおすすめです。
(言語聴覚士)