トゥインクル広場の子どもたちの多くが低学年生。
この時期だからなのでしょうか「昨日出来なかった事が今日出来た」と言う事がよくあります。
トゥインクル広場の癒し系「ゆうき先生」
最近は癒し以外にも厳しさも出て来ました。先日職員室に入ろうとした子に「トントンするんだよ〜」「失礼しますと言ってから入ろう〜ね〜」「出る時は失礼しましただよ〜」
と何度も何度も教えます。
そして今ではゆうき先生が言わなくてもその子は「トントン失礼します」「失礼しました」と言えるようになりました。
小さな事ですが「失礼します」は生涯使う言葉。それを彼はあの時自分のものにしました。これって一生物の宝を手にしたと言う事ですよね?
とてもシャイで恥ずかしいのか皆んなと遊ぶ事がが苦手な子がいます。
廊下で一人、所在なげにしている事が多く、一人遊びのおもちゃを提供するのが常でした。そこにこの春入って来た新しい先生「みさ先生」。
彼はみさ先生が大好きになりました。みさ先生の言う事なら何でも聞きます。「こっちで遊ぼ」と言うとその通りにします。まるで目にハートマークがついてるようにみさ先生ベッタリ着いて行きます。すると面白いように出来なかった事が出来るようになって来ました。
毎日3時になるとおやつを提供しています。
その際に「いただきます」を言ってくれるお当番さんを決めます。
「今日のお当番さん誰にやってもらおうかな〜」
すると「僕やりたいです」と手を挙げた子がいました。
それは彼が初めて主張した瞬間でした。
きっと大きな大きな勇気を振り絞って手を挙げたのでしょう。
その日は他の子も立候補したので2人で「美味しいおやつ、いただきます」を言ってもらいました。
子ども達は毎日成長しています。
そしてそれは時折小さな、でもとても大きな奇跡を見せてくれます。
この歳になってこんなに感動する仕事・・・
やめっれません!
「新米おじさんの放デイ日記 その11」
オープン
25/05/14 18:59