この日は、みんなで転がしドッジボールをしました。普段、個別時間を過ごしている友達の参加もあり職員一同、嬉しい気持ちになりました。
そして、「みんなでやろう」と、それぞれの気持ちが向いたことも嬉しいことでした。
そんな中、中にいる友達がアウトになり外野側になったときのお話です。
Aさんのところにボールが転がってきました。すぐ近くに、Bさんもいました。どちらの手に渡ってもおかしくない状況でした。お互いにボールを投げたい気持ちは必ずあったと思います。ボールを受け取ったのはAさんでしたが、何かやりとりがあるのかな？と、思っていた時に、すぐにAさんが、「はい、いいよ」と、Bさんに渡してくれたのです。
一緒に参加していた職員は、「Aさん優しいね、ありがとう」、「Bさん、良かったね」と、声をかけました。
その後の様子を見て感じたのは、毎日している療育活動がこういう場面で活きるのは成果だなぁと、嬉しく思いました。

みんなで、楽しく活動をすることができました。一つの活動をみんなで取り組む、そしてその活動の中でもやりとりをできたことは、それぞれ良い体験に繋がったと思います。

こういったほかほか場面も見逃さず、子どもたちと関わっていきたいと思います。

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