こんにちは!
ステップアップキッズの鈴木美由紀です。
今日は、専門学校で学んできたお話をします。
なかなかボタンをはめられないA君のお話しです。
A君は保育園の年長さん。
でも園服のボタンがなかなかはめられません。
朝からお母さんに叱られます。
『早く着なさい‼️』
『なんでノロノロしてるの‼️』
『遅い‼️早く‼️』
保育園に着いても、
お着替えが遅い、準備が遅い、と注意される。。。
でも、一番困っているのはA君。
「どうしてみんな怒るの?」
「どうして僕はできないの?」
「僕はダメな子?」
「わーーーー!!!」
っと暴れてしまったり、外に飛び出てしまったり。
発達障害とは、生まれつきの脳機能のアンバランス、デコボコ。
だから社会生活に困難が生じてしまいます。
A君は悪くない。A君のせいじゃない。A君こそが困っている。
療育で、
指の感覚トレーニングをしたり微細運動をしたり、感覚識別をしたりしながら、ゆっくり丁寧に支援していくことでボタンがはめられるようになる。
そして、「できた!」という喜びを一緒に分かち合う。
これが本当に大切な関わり方であり支援である、と。
凄く心に染み入りました。
個別療育って素晴らしい!
心からそう思いました。
ボタンがはめられないよー😰
教室の毎日
23/04/05 00:09