よく、掛け算の筆算になると難しくて…や漢字が出来なくて、音読が難しくてなど支援の現場に関わるようになってよく耳にするようになりました。
お子さんたちの様子を観察していくと、読みづらさや書きづらさ、できない自分など一番お子さん自身が感じているのは確かです。それでも「できるようになりたい」と思っているお子さんのたくさん目にしてきました。
今日はその様子を。
夏休み中に、宿題が出されていたあるお子さん。平日は宿題はなく、夏休みに入って初めて学習の様子を拝見しました。
お子さんは、「自分で解きたい!」という意思があり「教えられること」に少し苦手意識が見られました。なので学習の時間、自分でやりたいけどできない、分からない、でも教えてもらいたくないなどという気持ちが入まじり怒っていることもありました。
そこで、お子さんの強みに着目し、タブレットが操作できるというとこを強みにし、分からない漢字、読みなど自分で検索できるアプリがあるのでそのアプリを提案。すると、すんなり受け入れてくれて、怒ることなく、静かにタブレットを操作し調べ、書き写し宿題を終えることができました。
タブレットを使うことは時代とともにict化となり、今では入試なども事前に合理的配慮として相談してみることで許可がおりるところも増えてきています。
お子さんがどこにつまづき、何に困っているのか、そしてお子さんんの強みは何なのか?をお子さんの様子や関わることで見えてきます。
その子にとって過ごしやすく、その子らしく過ごしていけるようにしていきたいですね(^^)/
強みってどこだろう?
教室の毎日
23/09/05 11:33