夏休みのこと。
連日朝からの利用で、みんなお弁当を持ってきます。
私たちもそうですが、誰でも苦手な食べ物はありますよね。
そこで今回は、【卵料理】を克服した児童の事例を紹介します。
最初は見るだけでも拒否、ものを見るだけで顔を背ける様子が見られました。
お家でも一切口をつけないとのこと。
まず、卵が見える状態で口に運ぶと拒否することに気づきました。
反応を見る限り、味を拒否しているというよりは、見た目を覚えてしまっており、視覚的に拒否しているという感じ……
そこで、視覚を取り除き、【他のおかずで隠して食べてみる】ことに。
すると、卵料理を食べることに成功!✨
最初は小さく切ったものを、他のおかずで隠していましたが、だんだんと大きく切ったものを隠しながら食べるという方法にシフトしていきました。
上記が成功してくると、次に挑戦したのは、【小さく切って見える状態で食べる】こと。
卵料理を食べられた成功体験から自信がついたのか、卵が見える状態で口に運んでも、拒否する様子は見られなくなりました。
またまたこれも成功!✨
夏休みが終わるころには、小さく切ったものを、自分で箸を使って食べられるまでに!
成長を感じ、スタッフも嬉しくなりました(^O^)
最終的にはハートキッズだけでなく、お家や外出先など、環境が変わっても食べられるまでになったら……と考えています。
夏休みが終わり、お弁当期間が終わってしまったため、反応がみられなくなってしまいましたが、再度長期休みに挑戦できるか様子をみたいと思います。
事例②
施設内
23/10/06 13:20