こんにちは。
文京区白山の放課後等デイサービス『こころ音』です!
発達に特性があったり、日常生活で困り感を感じる子どもにとってお金の教育はとても重要です。
数の概念や数字の読み分けは、自分の財布から必要なお金を取り出し支払うという、生活において日常的に発生する活動に必須の力です。
しかし、特に自らの判断でお金を使う場面が少ない子どもの頃は特に課題感が表出せず、高校を卒業してからや、社会に出てお金の扱いで行き詰まってしまう方が多いのも事実です。
そこでこころ音では、数字を認識し、必要な金額を用意するという、日常生活を想定した支援を行なっています。
大きくなってから公共交通機関の利用や店舗でのお買い物などが少しでもできるように、小学生の頃からこういった支援を受けることがとても大切です。
今回は2週続けてお買い物ゲームと実際に近くのスーパーなどに買い物に行くという活動を行いました。
1週目はこころ音の中で、紙で作った硬貨を使ってお買い物ゲームという形で実施。
500円という決められた金額の中で食べ物を買いに行くというもので、ルールは「必ず1つは購入する事」「お金を使い切らなくてもよい」この二つを主軸として行いました。
好きなものをギリギリの金額まで選ぶ子やお小遣いとして残す子もいました。
2週目は実際にスーパーなどに買い物に行きました。
あらかじめ、どんなおやつを買うかを考えてから出発し、お店で金額を確認して買えるかどうかをスタッフと確認していて、金額によっては選び直しをしている子もいました。
お会計の時にもなるべく自分でお金を出したりしてもらっています。
発達が気になる子どものお金の学習
教室の毎日
24/06/07 12:00